こんにちは!
来週はいよいよフィッシングショーOSAKA2020ですね!
毎年インフルや風邪を貰っちゃったりする人が出るので、今年も来場される方はマスクなどの自己防衛をされることオススメします。出展者サイドは基本的にマスクが出来ないので、お手数ですが、ご来場の皆様にしていただけると助かります(汗;
さて、先週末は池原でチャプターの初戦でした。プロ戦ではありませんが、今年の公式トーナメントの一発目。先日のツインカップでは悔しい思いをしたので、気合いが入りましたが…また今週中にレポートします。
今日はその池原の2月のガイド予定と、状況についてお知らせします。
読みたいところをどうぞ
どんな釣りになるの?
あまり「冬の釣り」の経験が無い方も多いかと思いますので、どんな釣りになるのかは気になるところかと思います。
今年は水温がそれほど下がらず、1月26日の時点でまだ表水温が9~10℃を維持しています。とは言え2月に向けてまだこれから水温が7~8℃に向かって下がる「水温下降期」ですので、アクティブなバスがハイシーズンの様に多い訳ではありません。したがって、ライトリグがメインになりますが、ベイトタックルでも面白い釣りが出来ます。
正直言って、数釣りは無理かと思いますが、釣れればサイズがマトモなのがこの時期の特徴です!
ダウンショット
「冬の定番」ですね!
スリムクローラーや、レッグワームなどを使って、ベントス(ゴリやエビなどの底生生物)を食っているバスを狙います。釣れる確率としては高いですが、かなり”冬眠に近い”バスなので、スーパービッグは出にくいかと思います。なお、リーダーの長さの使い分けによってネクトン(泳ぐ魚)狙いにシフトすることも可能です。要は、狙っているバスの目的によって使い分けしましょうという事ですね。
推奨リール:Revo MGXΘ2000SH/2500SH
推奨ライン:VANISH Revolution 2.5~3ポンド
推奨ロッド:Fantasista STUDIOUS FNS-60ULSⅢ
推奨フック:スーペリオ M1(マス針)、スーペリオ LOフック(オフセット#2~3)
使用シンカー:1.8~3.5g
ワッキーダウンショットの場合は2.5ポンドの方が深いところまで早く届きます。
オフセットのダウンショットの場合は少しカバー類にタイトになるということで3ポンドという使い分けになります。
ライトキャロ
こちらも冬の定番です。ダウンショットに比べて「横の動き」の演出がしやすいのですが、シェイクなどの定点アクションは苦手なリグになります。が、こちらはベントス類に限らず、ネクトン(泳ぐ魚)を食っているバスに対しても有効ですので、その日の状況に合わせて横のスピードを変えてやります。
推奨リール:Revo MGXΘ2000SH/2500SH
推奨ライン:VANISH Revolution 3~3.5ポンド
推奨ロッド:Fantasista STUDIOUS FSS-67LS
推奨フック:スーペリオ LO(#1~3)
推奨ワーム:GRAYZ メイプルデプサー
使用シンカー:2.5~5g
他に必要なモノ:シンカーストッパー類、スイベル
擦る事が多いので、ラインが若干太めになります。
ミドスト
こちらも冷水温期の定番になりますね!
こちらは少し限定的で、ネクトン類の中でもワカサギ、稚鮎などのサイズが小さくかと言ってそれほど遊泳力の高くない物を食っているバスがターゲットとなります。レンジ違いでも上のレンジにコールアップして釣ります。
推奨リール:Revo MGXΘ2000S
推奨ライン:VANISH Revolution 2.5~3ポンド
推奨ロッド:Fantasista STUDIOUS FNS-60XULSⅡ
推奨ジグヘッド:RYUGI VESPA 0.9~2.7g(#3)
スピニングは絶対的にノーマルギヤ(ハイギヤでは無い方)が必要です。想像以上に巻きスピードが遅い必要があります。
ちなみに、ミドストですが、私のガイドを受けていただくと劇的に上手くなりますよ!
i字引き
これは、ターゲットにしているバスはミドストと同じバスになります。
が、その中でも「ロールによるフラッシング」を嫌うバスが多いような天候の時にはi字引きにしてロールを抑えてやります。レンジはシンカーの重さで変えますが、「全く何もアクションしない」のがキモになります。
推奨リール:Revo MGXΘ2000S
推奨ライン:VANISH Revolution 2.5~3ポンド
推奨ロッド:Hornet Stinger Plus HSPS-6111UL+ MGS
推奨フック:RYUGI ホバスト用フック(#3)
推奨シンカー:ジャッカル ネイルシンカー 1/96~1/64oz
これもミドストと同じで「いかに遅く巻けるか?」がテーマになりますので、リールはノーマルギヤ。ラインは細い方が少し深いレンジを引いて来れます。ネイルシンカーにジャッカルの物を使っているのは、リアル系ワームに刺しやすく、抜けにくい形状のためです。
ホバスト
ミドストとi字引きの中間になります。
i字だとノーアクションのため、完全にシェイプと色がバスの”お眼鏡”に叶わないと食ってくれません。かと言って、ミドストほど全体がロールするとアクションが派手過ぎて嫌がる。そんな時に、「一部だけが細かく動く」演出をしてやるのが、このホバスト(旧称、ふわふわリグ)になります。もちろん、これも狙っているバスがミドストを食ってくる奴と同じでコールアップ系の釣りです。
推奨リール:Revo MGXΘ2000S・2000SH
推奨ライン:VANISH Revolution 2.5~3ポンド
推奨ロッド:Hornet Stinger Plus HSPS-6111UL+ MGS
推奨フック:RYUGI ホバスト用フック(#3)
推奨シンカー:ジャッカル ネイルシンカー 1/96oz
”ほとんど巻かない”、カーブフォールに近い釣りのため、リールは2000番であればノーマルギヤでもハイギヤでもどちらでも良いです。2000番なのは、ロッドを立てて使う釣り方のため、総重量がなるべく軽い方が疲れないからです。シンカーは一番軽い物を使います。
ピクピク
冬場に表層?!と思うかもしれませんが、ベタ凪が長時間続く時のメインパターンになります。
意外に知られていない事ですが、実は夏場より冬場の方が”派手”なバイトを見せてくれます。
これもミドストなどの中層の釣りと同じコールアップ系釣りですが、表層まで呼び出すのがピクピクになります。リグの下にバスが着くのが見えるので、かなりドキドキするエキサイティングな釣りです。
推奨リール:Revo MGXΘ2000SH
推奨ライン:VANISH Revolution 2.5~3ポンド
推奨ロッド:Hornet Stinger Plus HSPS-6111UL+ MGS
推奨フック:スーペリオ MⅡフック
推奨ワーム:ホローベリー フィンテール3インチ(2020年新発売!)、中空ボディのリアル系ワーム
他にあると良い物:ZPI” AirEpic(偏光レンズ)
こちらもロッドを立てて使いますので、2000番を推奨します。ラインに関しては、細い方が飛距離が出ますので、出来れば2.5ポンドを使います。フックはマス針ですが、ズレ防止のためにケン付きのスーペリオMⅡが良いですね。
リグの下に付いたバスの動きを見てアクションを変えるため、マトモな偏光グラスがオススメです!
ジャークベイト
古くから低水温期の定番として定着しているジャークベイト。皆さんも「寒い時期はジャークベイト」と知識としては知っている方も多いですが、ジャークベイトとは何か?何故ジャークベイトなのか?まで理解している方は少ないのかもしれません。フィッシングショーでも「何秒待ちますか?」という質問をよく戴きますが、むしろ「どれくらいからコールアップしたいのか意識していますか?」となります。
この釣り、基本的にはミドストなどの中層の釣りが確立していなかった時代にバスをコールアップするための方法として考案された釣り方なので、むしろペンシルポッパーなんかで釣っているのと同じバスになります。つまりは、これもコールアップ系でミドストと同じバスを釣ってることになります。
推奨リール:Revo系ハイギヤ(7:1~8:1)
推奨ライン:VANISH Revolution 10~12ポンド
推奨ロッド:Fantasista FC-66M MGS
推奨ルアー:メガバス ワンテンなど
他に必要なモノ:スナップがあると便利です。
しっかり止まるルアーが良いです。
ジャイアントベイト・ビッグベイト
バラム
池原ではメジャーな存在のバラム。ウグイ食いのバスがターゲットになります。これからワカサギが産卵に向けてバックウォーターのシャローに近づきますが、ウグイもこれを狙って当然川筋に多くなってきます。ショアライン沿いでウグイを追っているバスのボイルを見かけたらチャンス大!
キャスト精度はかなり問われますが、頑張りましょう!
推奨リール:Revo Beast Rocket
推奨ライン:トライリーンZ 25ポンド
(Beast Rocketの場合、下糸に14ポンド40mを巻いてください)
推奨ロッド:Hornet Stinger Plus HSPC-741 XBB MGS
その他必要なモノ:スナップ(BONBADAあたりのかなり強力な物)
741XBBは表記上、4オンスまでとなっていますが、6オンスのバラムも全然大丈夫です。キャスト精度も出る強度があります。この手の釣りは本当に「竿とリール」を選びます。
リールが柔らかいとキャスト精度が落ちますので、タフなリールを選びましょう。その点、ビースト・ロケットはしっかり出来ています。
ジョイクロ
これは、ビッグベイトでもちょっと違う存在になりますね。どちらかと言うとi字引きに近いです(S字ではありますが)。時間を掛けてバスの方から寄ってもらうので、同じジャイアントベイトの部類でもバラムとはちょっと意味合いの違う釣りになります。基本的にはスタンダードな178を使う事が多いです。
推奨ライン:VANISH Revolution 14ポンド
推奨ロッド:Fantasista FC-72XH MGS
あまりアクションを付けない釣りですが、とにかくキャストの距離は稼ぎたいところです。特に、この時期は上にコールアップする時間を稼ぎたいので、長距離キャスト+スローなi字引きになります。バスを掛けた後は、遠くからでもなるべく早く寄せれるように、若干ハイギヤのリールが良いですね。
カイテン
こちらも冬の定番です。大小どちらも使います。シンキングチューンするので、ロストしやすいのがタマに傷ですが…こちらも”ウグイイーター”のバスがターゲットになりますが、これは深いレンジまで「お迎え」に行く釣りです。レンジ的には5~7mを巻いてきます。推奨タックルはジョイクロと同じです。
あると便利な物:チェーン付きのルアー回収器
とにかく、ネガカリが多いのでチェーン付きルアー回収器は必携!
テキサス系リグ
テキサスリグ
普通の「ゴリ食い」バスを狙う事が多いですが、シャッドテールでスイミングさせることもあります。その時の状況によってと言ったところで使い分けになるでしょうか。
ダイレクトショット
テキサスよりは「垂直岩盤」向きです。テキサスだと垂直岩盤をどんどん落下していくだけですが、ダイレクトショットの場合は、ほんのちょっとしたテーブルでもその上に上手く乗ってくれます。テキサスの場合は「追わせて食わせる」形になる事が多いですが、こちらはちゃんと”食う間”を与えてくれるので、水深が深くなるにつれて水温が低くなるこの時期にはアクティブなレンジで時間を稼げる分、こちらの方が出番が多いです。
推奨リール:Revo系ハイギヤ(8:1くらい)
推奨ライン:VANISH Revolution 12~16ポンド
推奨ロッド:Hornet Stinger PLUS HSPC-67MH MGS
推奨シンカー:ダイレクトショット10~14g
推奨タックルはテキサスリグも同じです。
メタルジグ系
メタルバイブ
ディープのボトムにワカサギの群れが溜まっている場合に使います。ワカサギの群れが魚探に薄映る時(ボールの高低差があまり無い場合)に使います。中層などで高低差がある場合はメタルジグになります。
推奨メタルバイブ:DEX MV44~54(スピニングの場合はMV40)
推奨ライン(ベイト):VANISH Revolution 10~12ポンド
推奨ライン(スピニング):ファイヤーライン・クリスタル 0.5号
(リーダーはVANISH Rvolution 7~8ポンド)
メタルジグ
ワカサギの群れの高低差がある時に使います。魚探に「分厚く映る時」ですね。メタルジグの方が高低差が表現出来ますが、汎用性はメタルバイブの方が強いように思います。推奨タックルはメタルバイブと同じです。
2月の空き日
3日(月)
15日(土)
16日(日)
17日(月)
24日(月・祝)
となっております。
ガイド料金
2月末までは、冬季料金となっております。
1名様:26,000円(環境整備協力金300円/日とお昼代は別途)
2名様はご相談ください。
お持ちいだだく物
防寒対策(防寒着・手袋・カイロなど)
一年で一番寒い時期です!防寒着とカイロは必ずお持ちください。
今年は”暖冬”ではありますが、それでも朝夕は冷えます。また、想像以上に湖面は寒いです。
身体が冷えると釣りに一番大事な「集中力」が失われますが、暖かくしておけば大丈夫!
カップ麺など
当ガイドではジェットボイルで湯沸かしが可能です。
お昼ご飯などにお好みのカップ麺などをお持ちいただくと、身体が温まります。
また、基本的に7~8時間のガイド時間(日が短いため。その日の天候によって暗くなるのが早くなったりまします)ですが、お昼に桟橋に帰る時間を節約できます。
ちなみに、カップ麺ですが、器の大きいものより、カップヌードルなどの”口の小さい”ものがオススメです。そちらの方が冷えるのが遅いです。
お問い合わせ先
コチラのコンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。
お待ちしております!