NBCチャプター西の湖初参戦!

こんにちは!

ついに梅雨入りしてしまいましたね。ちょっと早い気もしますが、これで停滞していた季節も進んでくれるんじゃないでしょうか。実は昨日は池原ガイドでしたが、その停滞した季節感にかなりヤラレました…やはり夏までは雨が降らない事には季節が進まないようですね。

さて、先週の土日は人生初の西の湖のチャプターに参戦してきました。私はトーナメントに出始めてから18年になりますが、実は琵琶湖水系の試合に出るのは初めて(笑)

2004年に三瀬谷ダムが台風で使えなくなってしまった時に、チャプター戦代替地として場所を使わせてくれたこともあり、「西の湖には行かないといけないな」と思っていたのですが、ようやく実現です。今回はZPI”カップということで集合がかかり行ってまいりました。

出場にあたり、ステーサー390レイカー号の適合証を取得。時間的に間に合わないと思っていたのですが、どういう訳か間に合ってしまった…

チャプター西の湖ではエンジン船、エレキのみのどちらでも良いのですが、それほど広くないフィールドみたいなので、今回はエレキオンリーで出場してみることにしました。

公式プラクティス

人生初のフィールドはいつもワクワクするものです。今回は年甲斐も無く前日夜はワクワクして眠れずに寝不足のまんま西の湖へ(笑)

話には聞いてましたが、確かにマッディ~シャローなフィールドですね。第一印象としては霞水系と似てるかなという感じでした。

禁止エリアなどのローカルルールの説明を受けて出船。湖全体をチェックしていきますが、確かに広くない。フロントツアー109ポンド、リアハイガー110ポンド+リチウムイオンバッテリー2発で約9km/hで桟橋からエリア最奥まで15分ほどで到着してしまいます。三瀬谷で言えば、スロープ~本田くらいですね。

湖の構成としては、リーズ(葦)と一部護岸と石積みと沈潜、沖には真珠棚というシンプルなものです。

水温は20℃強ということで、ポストスポーン期を想定してリーズフロントをノーシンカーで撃って行きます。リーズフロントの水深が霞水系より深く、30~50cmほどある場所が多い。濁りのため、底質が分からず、ポイントポイントでロッドで底を触りながら確認します。単なる泥底の場所、砂地(ハードボトム)でスポーニングベッドが出来そうな場所をメモに取っていきました。

砂地のリーズフロントにはやはり予想通りフライ(バスの稚魚)が散見され、時期的にも想定の範囲内かなと。

沖の真珠棚もチェックしていきましたが、やはりまだ到達していない様で、アーリーサマーと呼ぶには少し早いのかなという印象を受けました。

何となくですが、コンターマップが出来て行きます。湖全体としては、バスが濃い訳では無く、遭遇する確率があまり高くない。

長命寺の河川部も含めてチェックしたところ、カレントの当たる部分では900gほどのバスも釣れ、不確定要素の多い本湖部は捨てることに。

夜は西の湖最高齢のケンゾーさんとJB河口湖Aでゼッケン1番を付けている平野プロと一緒にお風呂と晩御飯へ。この歳になっても、行ったことの無いお風呂とメシはワクワクします(笑)

おかげで気分もリフレッシュされました。

本戦当日

今年からチャプターの会長になったらしい松本さん。先週は三瀬谷のチャプターにも来てくれてましたね。初参戦のおっさんを生暖かく見守ってくれてありがとうございます。

ナゼか”DEXもりくん”も参戦です。彼にとっては初の「対外試合」。日頃のトレーニングが初舞台で役に立つのか?!

このチャプターでは、エレキ船が先にスタートし、エンジン船は15分後にスタートとなります。帰着はエレキが13:30、エンジン船が13:45ということでした。

スタート後、とりあえず河川部のシェードを構成する場所、カレントが巻く場所を中心に、”点の釣り”では高比重系ワームのノーシンカーを、沖目のストレッチなど”線の釣り”ではDEXのCR-52SSRをキャストしていきます。

が、前日より若干(数字上では2cm)の減水の影響かどうもバイトが無い。。。そこで、沖目にあるカレントの当たる杭などにシフトしてのノーシンカーに8:30頃に最初のバイト!

が、、、船べりでバレました。。。というか、食ったバスが手前に走ってきたため、所謂”フッキング代(しろ)”が無くてフックが貫通してなかった。う~ん、バスが濃くないこのフィールドでは致命的です。キロフィッシュだっただけにダメージデカイ…

とは言え、そこは慣れたもので、バラシてしまうことも試合では織り込み済み。

「何だ、やはりバスは居るじゃね~の」と気を取り直して、ひたすらキャストに集中します。

ただ、陽が昇ってからはバイトが遠い。そしてシェードが無くて暑い。。。

それでも集中し、湖の変化を見て行きます。何となく感じたのは、前日に比べ、河川部の水の濁りが強くなったということ。それとカレントが効いている場所でも風などの影響によってカレントが無くなったりすることなど、細かい事に気付くようになっていきます。

12:00くらいになり、カレントの変化の起こりやすいストレッチに絞り込みました。カレントが発生したタイミングでそこの杭にノーシンカーをキャストし、ドリフト中にようやく2回目のバイト!

今度はアメリカ人張りのフッキングでキャッチに成功し、1200g弱を無事にゲット!

この後はバイトも無く、結局この1本で終了でしたが、初フィールドでウェイイン出来るのは嬉しいね!

前日プラの感じでは、あまり釣れない試合になるなという印象でしたが、フタを開けてみればウェイインはそれなりに盛況…フィールドをよく理解してないだけに”見立て”が甘かったようです(笑)

ZPI”カップということで、インタビュアーを務めさえていただきました!

お立ち台のエライ人たち。優勝は前日一緒に呑んだ平野プロ。10:30から見事に切り替えての優勝は素晴らしい。皆さんおめでとうございます!

自分はというと、13位だったかな?ZPI”チームとしては、12位に武本プロ、14位に黒川氏と並んでいます(笑)

”DEXもりくん”も無事にウェイインし、19位に。日頃の鍛錬が実を結んでいるようです。20位にはZPI”の池畑氏となり、みんな何故か並んでましたね。

暑い中、参戦された皆様、お疲れさまでした!

最終的なイメージとしては、霞水系+旧吉野川という感じでしたね。家の近くにはマッディーシャローなフィールドが無いだけに、1時間20分ほどで来れるここは良いマッディーシャローのトレーニング場所になりそう。また機会があれば来てみたいなと思います。

タックル

シャロークランク

ロッド:Abu Fantasita STUDIOUS FNS-65ML

リール:Abu Revo LV7(右)

ライン:Berkley VANISH Revolution 12lbs

ルアー:Berkley DEX CR-52SSR/CR-55SR

今年モデルのこのSTUDIOUS FNS-65MLはライトプラッギングには最適。LV7との組み合わせでは300gを切るトータルウェイトで投げ倒しても全然疲れません。先日の高山でも何本かこれで釣りましたが、TAFの反発力がフッキングからを楽にしてくれます。70mm程度までの軽量クランクには最適です。きっと、11日~13日のTOP50戦(北浦)でも小森プロの手によって活躍することかと思います。

ノーシンカー

ロッド:Abu Hornet Stinger PLUS HSPC-681NNHS MGS(HSPC-6101MMHSのプロト)

リール:Abu ELITE IB Rocket9-L(ZPI” NRC-923M+ペンタグラムスタードラグ+カーボンハンドル)

ライン:Berkley VANISH Revolution 16lbs

ここのところ、このホーネット・スティンガー・プラスのソリッドティップのベイトロッドをノーシンカーで愛用しています。ZPIのNRC-923Mとの組み合わせでノーシンカーを木の奥の奥まで突っ込むことが簡単にできます。この日は16ポンドという結構太目のバニッシュ・レボリューションだったのですが、全くストレスを感じることなくピッチングに集中出来ました。

まとめ

いや~、一言で言うと、面白かった!

元々シャローマンだということもあり(本当か?)、マッディーシャローが好きなんですが、まさか近くにこういう良い場所があったとは。家からも1時間半ほどで来れるし、エレキのみでも行けるし、また行ってみようかなと思います。

そして、次の日には180℃毛色の違う池原に移動!

5日はガイドとなりました。こちらのレポートはまた後日!

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