KOMORI CUP レポート

こんばんは、早いもので今日から12月。

寒いんですけど、ようやく自分の季節が来たかなぁなどと感じてたりします(笑)

だって、冬のバス釣りが一番好きだったりすので…ヘンタイでしょうか?

でも、冬はバス釣りの中で一番学ぶべきことが多い季節だと思うんですよね。冬はシャローもディープもあって、「本当に分かってる人」しか釣れないので、冬に釣り込んでる人はハイシーズンでも釣ってきますから。

そんな今日は26日に亀山ダムで開催された小森カップについて書きます。

前日プラ(11月25日)

木曜にも関わらず午後から走りましたよ、千葉県まで。

1

途中の足柄SAに寄ってみると、すでに雪。滅多に雪が積もらない三重県中部に住む僕にとって11月に雪が見えるなんて結構レアな感覚です。あまりに寒いので、ここでお風呂。

足柄SAのお風呂は3時間まで640円(サウナ付き)とお手頃な値段です。初めて使いましたが、これから関東遠征の時は使ってみよう。

2

何とか亀山ダムの近くまで辿り着いたら0℃…前週のカ~ブの店カップが暖かかっただけに、ギャップに死にそうになります。シュラフ+毛布ダブルで寝ます。

3

久しぶりにレンタルボートをセッティングしながら出船。

2年ぶりですが、今回もいつものようにトキタボートさんでお世話になりました。

10ftの免許不要艇(予約の都合で)ですが、12Vのエレキ1本にかかわらず、結構快適でした。今回は、脚立ではなく、MEIHOさんのバケットマウスを使いましたが、まさにぴったり。これからレンタルボートにはバケットマウスですね。何でも中に入るし、頑丈だし、クッション置いて座り心地もバッチリでした。

天候:晴れ

水温:14~15℃

水質:マッディ

風:微風

いつも通り、まずは本湖のディープからやっていきます。ダウンショットで7~10mくらいを丁寧にドラッギングしていきますが、何も反応がありません。

HDSには、たまに魚がボトム付近に映りますが、イマイチ釣れそうな画像とは言い難く…

フラット、岬回り、など釣りをしながら魚探掛けをしてベイトを探し、ハードボトムを探ししていきます。

しかしながら、全くと言っていいほどバイトも無く、「こりゃディープないな」と諦めてカバーのノーシンカー撃ちにシフト。しかし、こちらも反応無し。

4

消去法で行って、ミドストでようやくキーパーを1本。しかし痩せてるなぁ。

実は、3年くらい前の小森カップでミドストでキロアップを釣った事があるので、亀山ダムでミドストが釣れるのは知ってました。なので、今回もあるだろうとミドストタックルをちゃんと積んでいきましたよ。

そして、後で考えると、この痩せてるバス君はとても重要なことを教えてくれてる気がします。

バスフィッシングってのは小さなヒントを上手く拾って素直に試していく遊びだなと思いますね。

初日のプラはこれで終了。

プラン?とりあえず、ディープのボトムの釣りは捨てて、2~7mくらいで勝負かなということくらい。魚探でも生命感を感じられたのはこのレンジ。ミドストで釣れたのも2mくらいでしたし。

KOMORI CUP本番(11月26日)

そう、この小森カップ、土曜日に本番なんです。珍しい。普通、1DAYの大会って日曜日に本番なんですけど、夜に懇親会があるため、土曜日に設定されてるんです。

出場者は70名以上。

午前6時くらいにスタートとなりました。

前日の冷え込みよりはマシでしたが、それでも朝は寒い。

その冷え込みに相反して、水温は朝でも14℃前後とかなり暖かい。

このギャップをまずどう埋めるか?

この作業から入ります。セオリーから言うと、冷え込むとバスは中層にサスペンドしたりするので、ミドストはまさに打ってつけ。ということで、前日に釣れたコンクリートの法面でのミドストから始めます。

場所は、松下ボートさんの先にある古い鉄階段とパイプ、岬と5mのフラットがある場所の法面。この辺は前日含め、過去にも何度か釣れた実績があります。

が…前日から30cmほど減水してるのが効いてるのか、前日よりも浮きゴミが多く明らかに水が悪くなっているからか釣れない。減水で上流側から良くない水が入って来た感じ。

そこから本湖の島周りのブレイクをミドスト、ダウンショットでやっていくも反応無し。

困りました。

エレキのパワーも無いので(12Vの54ポンド)、バックウォーター目指すのはあまり現実的ではない。

ということで、お昼過ぎに筋を反対に変えて、のむらボートさん近辺へ。

ここはのむらボートさん側に葦→フラット→ブレイクとあり、前日プラでも4→8mに落ちるブレイク近辺にベイトがよく映っていて生命感を一番強く感じたところです。

ブレイク近辺をダウンショットで丁寧に探っていくも、全く反応無し。

そこで、シャローの葦際に目をやると、オイカワ(?)らしきベイトがたまに水面に見え、葦際でもボイルらしきものが起きています。水深はまさに30cmほど。

「まさか、そんなバカ正直に付いてるとは思えないなぁ」などと思いながら、ミドストを通してみると、なんとすぐにキーパーが釣れました。

その後、葦際をミドストでしつこく攻めてすぐにバイト。しかしこちらはバラシ(水深浅すぎでボート際でヘンな突っ込み方されてしまいました)。キッカー級だったのに実にイタイ…

気を取り直してすぐさまキャストしたら、何と2投連続バイト。こちらは無事に取り込んで400gほど。

どうやら、スクールでドシャローに入ってくるようです。正直ルートは分かりません。シャロー沿いを上がって来るのか、沖から入るのか?

沖にはスタンプを伴った水深30~50cmほどのフラットがあるので、沖からバスが入ると仮定して、ボートポジションを沖に変更し、2mのブレイクまでミドストを通してさらに400gほどのを追加。

5

結果、3本で1100gほどで24位だったかな?

またも勝てなかったのはとても悔しいですが、午前の「無ぅ~」な感じを思えば、後半に”掴んで”複数本持って帰れたというので納得ですね。

タックル

ミドスト

ロッド:Abu Fantasista STUDIOUS FSS-60XULS

リール:Abu Revo MGX2000S

ライン:Berkley VANISH Revolution 2.5ポンド

ジグヘッド:1/32、3/64oz

※ミドストには絶対にローギア!

ダウンショット

ロッド:Abu Fantasista STUDIOUS 60XULSプロト(来年発売モデル

リール:Abu Revo MGX2500SH

ライン:Berkley VANISH Revolution 2.5ポンド

シンカー:3/32、1/16oz

ワーム:Berkley マイクロクローラー4インチ、Gary カットテール3.5インチ

来期発売の3世代目Fantasista STUDIOUSの60XULSを使いましたが、お世辞抜きでスゴイ進化をしています。素材も変わって、重量が格段に軽くなってます。素材と製法変更と軽量化でボトムの感覚が凄いビリビリ来ます。。。今回は残念ながら、これでバスを掛けることはありませんでしたが、ディープの釣りが格段に進化することは間違いなさそうです。

まとめ

1

今回のエライ人たち。おめでとうございます!

6

11月の終盤にも関わらず70人強の出場でウェイインも50名以上。亀山ダム、レベル高し。

7

今回は来期発売のファンタジスタも展示!

3世代目のファンタジスタは大きく生まれ変わります。特に、軽さはヤバい。「お箸?」っていうと言い過ぎかもしれませんが、既存モデルが重く感じてしまうレベル。そもそも既存モデルでも十分軽いんですけど…軽いと「強度が」と言いますが、強度は現行よりアップしています。文面では伝わりにくいので、今後イベントなどでAbuブースに行く機会があれば、ぜひ実物を握ってみるとイイですよ。必ず驚くハズ!

さて、今回の釣りで分かった事ですが、この亀山ダムも池原と同じな感じですね。

まず、恐らく餌になるものが少ないということ。あと、濁ってはいるものの、”視覚に頼って捕食している”ということ。

この二つがここで釣っていくキーになるのではないでしょうか。

まぁ、その辺はまた別で詳しく書いてみようと思いますが、結局は亀山ダムのバスも池原のバスも「素直だ」ってことですかね。この辺を踏まえて、来年もゼヒ参戦しようと思います!

さて、今週末は池原で忘年会です。一応、土日は釣りする予定なので、またレポートします。

冬の池原は絶対オススメですよ!

kfg

池原はまだまだ釣れますよ~!

ガイドのお問い合わせ、いつでもお待ちしております。

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