6月5日の池原ガイド

こんにちは!

ついに梅雨入りです。非常にありがたい!

今年は春に暖かくなるのが早く、スポーニングも全国的に早めにスタートしました。池原も例に漏れずだったのですが、、、そこからが長い。数こそ少ない物の未だにスポーニングベッドが散見され、あからさまに季節が停滞している感じでした。

そこへきて、早めではありますが、梅雨入り。これできっと水中の季節感も進んでくれることと思います。

そんな梅雨入り宣言前日の6月5日に池原ガイドでしたが、予想された通りの難しい展開となりました。

前日

西の湖のチャプターから帰宅し、マッディーシャローのタックルからクリアーディープのタックルへ180℃方向転換(笑)

4日のお昼にホワイトリバーさんに到着し、ボートを準備します。

水位(EL)は303.5mで7mくらいまでのクリア。ピーカンベタ凪。

とりあえず、アーリーサマーなバスを探しにバラム300をHornet Stinger Plus HSPC-741X-BB MGSでキャストしながら白川上流へ向かいます。ラインはナイロンのトライリーンZ30ポンド。この741XBBは表記上4オンスまでになってますが、160gのバラム300でも全然キャストしやすいです。

ひたすらキャストしながら、放水口下流のゴミ溜まりまで行きますが、ボイル一つ起こらない白川筋にバラムの「バッチャーン」という着水音だけがむなしく響き渡ります。

とにかくバスを探すことが目的なので、「視線より上を意識しているバス」が出て来てくれるだけで良いのですが、それさえ居ない。つまりは、ベイトフィッシュを追っているバスがほぼ居ないということです。水温は22℃なのでそんなバスが居てもおかしくはないハズだと思ったのですが、これが現実なのか。。。

白川又川までチェックするも反応無し。ベンドのインサイドで休憩モードのバスでも居ないかと思いましたが、こちらも”無”。。。

こうなると、少し季節感を戻して、ポストスポーン期のバスを中心に組み立てないとヘタすりゃノーフィッシュもあり得るなと。

以前のブログにも書きましたが、ポストスポーン期は比較的浅いシャローカバーに身を寄せてるのと少し深い場所に居る2タイプあります。ところが、現状の池原は微妙な減水傾向で都合の良い冠水植物的な物が少ない。

今まで何回も経験してますが、こういう時の池原は深い。

ミドル~ディープでも速い動きに対応できるのかのチェックのため、フットボール(3/8oz、トレーラーにGary4インチグラブ)もトライしてみましたが、こちらもまだ無反応。

ということで、若干不本意ながら、少し深いスローな釣りが中心にならざるを得ないなという感触でした。

ガイド当日

今回のゲストは1年を通じて通っていただいている谷中様ご兄弟。これで5回目になりますが、ご自分でも足繁く池原に通っておられます。

まずは、朝イチに一応チェックということで前鬼橋橋脚のバラムからスタート。いつでもだいたい出て来てくれるですけど、反応無し。そのまま暫くバラムで流す反応は無く、バックウォーターのチェックに向かいますが、こちらもお留守。白川又川も同じですが、晴れが続いて流量が非常に少なく、水質がバックウォーターに行くにつれて悪くなるという悪循環。私もピクピクなどを交えてチェックしますが、こちらも反応無し。

前鬼筋を捨てて、ボディーウォーターをチェックしに行きます。

バンクのネコリグ1点シェイク。これを3mくらいまでをバッサリ切り捨てて、少し沖目にキャストし、4mくらいからスタートします。

ロッドはお兄さんの方がFantasista STUDIOUS FSNS-60ULSⅡ、弟さんの方がFantasista STUDIOUS FSNS-62LS “Satori”でストレートワームを1点シェイクする感じで揺らして行きます。アングラーが一点シェイクしているつもりでもバンクなので、どうしてもちょっとずつ移動します。その移動した分のラインのたるみをリールで巻き取るという非常にスローな釣り方です。が、これで渋い池原を何度か乗り切った経験があるので試してみました。

7~8mくらいですぐに反応があり、弟さんに40アップがヒットします。が、、、悲しいことに船べりでバレた。。。ただ、とりあえず本湖部は反応があるなということでついでに立木もチェックしていくとこちらにもバスが着いている事が分かりました。

それから、備後筋をチェックしに行くも、こちらも全然芳しく無く、ダムサイトのブイ近辺へ戻って来てノーシンカーを試すもお二人に何本か30くらいのが釣れるのみという、まぁまぁシンドイ展開です。

釣りをしながら、バスをサイトしていくもこれまた晴れて暑くなった日中には浮いているバスも居ないというキツイ1日となりました。

一度ホワイトリバーに戻って気分をリセットし、午後はボディウォーターのミドルディープを中心にやろうと決め、午後の出船となりました。

椿島~南ワンドをネコリグ(1.1~1.3g)でスローに丁寧に刻んでいきます。

少しでも浅いとすぐにノンキーサイズの餌食になるため、切り立った岩盤以外はショアラインをバッサリと捨てます。イメージとしては4mスタートくらいの感じ。

透明度の高さと減水傾向からか、どうにもバスが深い。その深いところで釣れても30~33cmほどと”写真サイズ”にはなかなか至りません。

数はとうに二けたを越えてはいるものの、なかなか満足できるファイトを味わってもらえず、苦しい展開が続きました。こうなると、午前の40ちょいのバスでも「勿体なかったな」という感じ出てきます。

ただ、そんな状況を何とかお兄さんの方が打破してくれました!

44.5cmですが、搾り出した感はあります(汗;

この後もボディーウォーターで終わりまで過ごし、何本か追加して終了となりましたが、本当にこのバスには救われました!ありがとうございました。

数は釣れてもサイズアップが難しい今の池原ですが、これも梅雨入りすることで水位の増加と季節の進行が期待できそうです。

タックル

ネコリグ1(普通サイズ)

ロッド:Abu Fantasista STUDIOUS FSNS-60ULSⅡ MGS

ライン:Berkley VANISH Revolution 3lbs

シンカー:0.9~1.1g

こちらはお兄さんの方の自前のタックル。最終的には重いウェイトになってました。浅いところを避けるために速く深いところに落とす必要があったためです。

ネコリグ2(ちょい大き目)

ロッド:Abu Fantasista STUDIOUS FSNS-62LS MGS

リール:Abu Revo MGX2500SH

ライン:Berkley VANISH Revolution 3.5lbs

シンカー:1.1~1.3g

こちらは弟さんに使っていただいたタックルです。自前でHornet Stinger PLUS HSPS-621ULS MGSをお持ちになってましたが、こちらもエンドグリップを自分の好みの長さに調整して綺麗に加工されていて道具へのこだわりを感じました!

雨に期待!

この日も夕方になって雨が降り出しましたが、レインスーツが必要ないレベル…これからの梅雨パワーで水位増やすくらいの雨降ってくれ~!

次回は16~17日に池原ガイドの予定です。

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