久々に津風呂湖!

10月に入りましたね!

10月6日に久しぶりに津風呂湖を訪れてみました。というのも、今年のNBCチャプター近畿Bブロックチャンピオンシップの開催地が津風呂湖なのです。今年は地元のチャプター奥伊勢湖宮川で年間5位になり出場権を獲得しています。開催日が11月11日なので、かなり先なのですが、スケジュール的にかなり詰まっており、そのために早めにプリプラを開始しました。

津風呂湖とは

池原ダムから吉野に下って来たところにあります。農水省の管轄で、農業用水と飲料水が目的のため、治水目的ではなく田植え時期以外はあまり水が動かないようです。

この日もダムサイトから下を覗くと、放水はしているようでしたが、深い層から取水しているようで、湖上ではほぼカレントを感じることがありませんでした。

また、筋は主に3本あって、そのうち流入と呼べるものは2本のようですが、いずれも所謂”普通のリザーバー”で見られるような「流れ込み」的なものではなく、ほぼ流れが無いようなバックウォーターとなっています。

どうやら、入野筋(「しおのすじ」と読むらしい)に流入する津風呂側というのがメインなようですが、こんな小さな小川でこんなに水貯まるものなのでしょうか??どこからか揚水してるの?

いずれにしても、三瀬谷・池原育ちの私にとっては、この手の「カレントのほぼ無いダム」は青蓮寺と同じく苦手なので、早めのプリプラ開始となった訳です。

以前、チャプター奈良がここで開催された時には、まだワカサギの放流が始まってなかったように思いますが、それから数年して観光資源としてワカサギを放流し、バスの環境も大きく変わったようです。そのおかげか、今では池原・七色と並んで紀伊半島屈指のビッグバスレイクになりました。

私が最後にここに浮いたのも、チャプター奈良がここで最後に開催された2009年8月なので、およそ9年振りということになります。ちなみに、2008年の試合では準優勝していますが、この時はカバーでキッカーが釣れたためであまり参考になりませんね。。。

レンタルボート

そうなんです、紀伊半島では珍しいエレキのみのレンタルボートフィールドなんです。池原や七色、合川や七川のようにエンジン船のレンタルフィールドはありますが、エレキ船のみのレンタルボートは紀伊半島ではここだけでは無いでしょうか。関東で言うところの、亀山ダムなんかと同じスタイルですね。

もちろん、マイボートの持ち込みは不可となっております。

入漁券付きの場合、1日3700円で借りられます。

津風呂湖観光さんの桟橋に6日夕方に到着後、準備をします。16:00以降にボートセッティングを開始。料金は翌日朝に支払います。

ボートは、ほとんどが14ftのタイプですが、12ftの手漕ぎタイプもあります。

いずれもエレキ装着の場合は船舶免許が必要になります。

この日の主な目的は魚探掛け

久しぶりに訪れたため、地形がうろ覚えです。さらに、ショアラインの地形は何となくは知っているものの、湖底に関しては全くデーターがありません。そのために、この日はロッドを2本(うち1本はチャインウォーク松本氏に使っていただきました)のみ持ち込んで、ほぼ釣りをせずに魚探掛けをすることにしました。

実際に浮かんで、いくつか気になるところを魚探掛けし、入野筋上流に到着したところで、たまには釣りをしてみるかと試しに釣りをしてみます。

あら、来ちゃった。1本目がいきなりコレ?!

こんな時に限ってメジャーなんか持ってきてないのですが、20cmの紙で測ったところ、60あるか無いかの無い方って感じでした。重さは楽勝3kgオーバーでクソ重い。。。

リグはマイクロクローラー4インチ(ナチュラルプロクリア)のダウンショット。私がワカサギレイクでよく使うワームです。試しにスモールマウスとおんなじ釣り方をしてみたのですが、おんなじ様に釣れるものなんですね。ちょっと出来過ぎでこちらが驚きました。

その後も場所を転々とし、同じように気になるところで同じリグにて何本か釣れました。思い通りに行きすぎて怖い(笑)

バックシートの松本氏もメイプルデプサーのダウンショットで何本か釣られてましたね。

午後に入っても何本か釣りましたが、この日を含めて直前までは魚探掛けがメインになりそう。まだ釣りは抑えておかないとね。

どこの湖も同じなんですが、「新鮮な目で見られている時」というのは案外釣れるものなんです。が、実際には「分かって来てから」がテーマになります。そこで満足してしまうと、「思い出巡り」的な釣りで成長がストップしてしまいますから。

タックル

ロッド:Fantasista STUDIOUS FNS-60ULSⅢ

リール:プロトタイプ2500SH

ライン:バニッシュ・レボリューション3ポンド

ワーム:マイクロクローラー4インチ

シンカー:2.7g(リーダーは20cmくらい)

実は、この日は来期発売のプロトのスピニングリールの撮影を兼ねていました。と言っても、上位機種という訳ではなく、「お手頃」の物です。が、「津風呂湖のバスは胸ビレで底を掴んで離さない」なんて言われるくらいのバスが来てくれたおかげで、非常に良いドラグのテストにもなりました。

また、津風呂湖は「釣り方が独特だ」と言われていますが、確かに独特です。でもそれがナゼそうなるのか?の一端が分かった気がします。冒頭に書いた津風呂湖のロケーションなどが関係しているようですが、この日は、その辺を上手く掴んで釣りをした結果、良い釣りになったのではないかと思います。また、その辺も池原ガイドなどにお越しになった時にでも聞いてくださいな。

翌日はJB津風呂湖のお手伝い

台風接近のため、JB津風呂湖最終戦が7日から8日にスライドし、8日は朝から桟橋が大賑わい。

私は、運営スタッフの代打としてお手伝いさせていただきました。

池原で見慣れた皆さんも多く参加していますね。

表彰式では順位のコールを担当させていただきました。

優勝は、5500gを釣ってきた吉川プロ。桟橋対岸の岬からシャウトが聞こえてきました。

ひたすら通って練習をした成果が出てますね。おめでとうございます!

最終戦ということもあり、年間表彰もありました。年間はさすがの貫録を見せつけたTOP50の山岡プロ。2位は私の自宅の近所にお住まいの紀伊半島最強ローカルプロとして名高い楓井プロ。3位はこちらもTOP50の貫録で三原プロとなりました。皆さん、おめでとうございます。

このような感じでJB津風呂湖も無事に終了となりました。

おまけ

6日晩はホテル・ランドクルーザーでした。

が、津風呂湖から一番近い津風呂湖温泉は閉鎖、その次に近い中荘温泉(なかしょうおんせん)は耐震工事のための改修で来年3月まで休業…ということで、お風呂に困りました。

そこで近辺の日帰りのお風呂を検索して探してもらい…

こちらに行ってきました。宝の家(ほうのや)さんの阿吽の湯。「吉野山温泉」とも呼ばれているようです。こちらは1000円(手ぬぐい付き)で入る事が出来ます。

しかし、びっくりするぐらい吉野山の上の方にあります。これ以上行けるの?と思うくらいてっぺんに近いところにあります。でも、露天風呂からの景色は非常にイイ感じですよ。お湯もいいお湯でした。これから津風呂湖へ行って車中泊の時は使う事になりそうです。

戻って来てからは、気心知れた皆さんといつものこんな感じでした(笑)

さて、明日12日~14日は茨城県・霞ヶ浦にてTOP50の最終戦が開催されます!

今年は最終戦の会場が土浦新港となっており、JBも大々的なイベントを企画しているようです。ピュア・フィッシングもいつも通りブース出展を予定しております。

私も13日から現地に行っていますので、ぜひご来場ください。お待ちしております!

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