こんにちは。
冬至は過ぎましたが、相変わらずそれほど寒くないのはナゼなんでしょう??
冬ってもっと刺さるような寒さだと思うんですけど…
でも、このままだとまだまだ楽しく釣りが出来そうですね!
18日に池原ダムのホワイトリバーさんで開催された「もりぐちおっさんカップ」のレポートです。
前日プラ(12月17日)
湖の状況
天気:晴れ
風:朝は穏やか、10時頃から北西4~5m
冷え込みは弱い。
水温:13.8℃(朝の時点で)
水面標高:299.0m(14日のガイドから1mほど低下)
水質:全体的にクリア
釣果
朝は風が弱かったので、普段あまり行かないところから手を付けることに。
最初に向かったのは本湖最下流にあるトリワ谷(本来は鳥渡谷でトリワタリダニというそうです)対岸にある大きな岬。
10~13mくらいでディープをやるも、バックシートの森君が得意のウグイを2本釣っただけでバスの反応はナシ。ちなみに、釣れたのはDEXメタルバイブ。この男にDEX使わせると何かしら釣るな…でもバスを釣ってください!(笑)
しかしながら、北西の爆風が吹いてきてこれ以上続けられんと移動を決断した時…おい、シートクッションが無いじゃないか…バックシーターの足元にあったはずの”座布団”が無言の別れを告げ蒸発。。。怒りに任せて備後筋に移動。
備後筋中流域にあるスタンプの点在するバンク前のディープをダウンショットで流すも無反応。
滝を挟んだ近くにある立木の多い岩盤をi字引すると…出てきました。しかし、相変わらず岩盤から離れると食わない。今度はその横の岩盤で通し方を変えてみると…ようやく1本目。1200gほどのナイスバス。胃の内容物は小さいエビ。どうも、釣り方と食っている餌がマッチングしてないなと薄々感じましたが…岩盤から離れると食わないのにはちゃんと理由があるんですね。エビはそれほど岩盤から離れたところ泳ぎませんから。ホローベリーなどのリアル系ワームで同じi字引きしていても、ベイトフィッシュを食っているとは限らないようです。
その後、備後の最上流まで行くも、14日の前鬼筋の様にバスが出てくるわけではないので、ここで坂本筋へ移動。
ここは岩盤前のディープ(ロードベッドのフラット)をダウンショットでキーパー~400gまでを軽く5本ほどキャッチ。もちろん、こういうバスの胃の内容物は全てエビです(笑)
ここは継続的に釣れることが分かったので、また移動。月谷へ。しかし、月谷は水位低下のためディープフラットが使えず断念し、また移動。
だいたい、プラってのはフィールド全体を薄く広く見ることによって湖全体の状況が見えてくるので、テンポよく移動します。とはいうものの、池原は広いので1日で見て回れるのはせいぜい半分ですけど…
備後筋合流点下流の通称「清水第2ワンド」でディープをチェック。しかしディープには反応が無い。HDSには2~3mに浮いているベイトボールが写っていたので、ポジションを変えてバンクのスタンプ帯に対してi字引きをすると、1投目で700gほどのをキャッチ。
清水ワンドまでチェックして終了。
本番は2kgくらいが目安になるかなという事で前日プラ終了。
おっさんカップ本番(12月18日)
湖の状況
天気:晴れ(昼間は暑いくらい)
風:無風
水温:13.4℃(ホワイトリバー桟橋出船時)
水面標高:298.9m(前日比10~15cm低下)
水質:クリア
釣果
大会参加者62名(61名でした?)、ペアトーナメントなので実質31艇の出場です。
ホワイトリバーチームは”被り物”が用意されていたため、私の後ろ姿はこんな感じ。
前から見ると…
スケキヨか?!自分で見てもちょっと怖いし…(笑)
とりあえず、前日やってない場所のチェックをしておきたかったので、出船後は白川屋敷跡上流の岩盤へ。
ミドスト、i字引しても全然反応が無い。水温は12.8℃と前週比で2℃弱ほど低下しているので、このエリアはシャローは無いなと見切りをつけて、前鬼筋の鬼岬~バックウォーターのチェックに。
鬼岬近辺と上流で、i字引きで出て来るには出て来るものの、食う気配無し。ベタ凪なのでピクピクにしてみるも今一つ反応が悪い。14日のガイド時に比べると出てくるバスの数はグッと減ったものの、見切りをつけようとすると出てくる悪循環が続く。
ここで、0のまま時間を食ってしまい10時半前になってようやく移動を決意し、坂本でキーパーを揃えることに。
前日プラで安定していたディープのスポットに行ってみると、”もりぐちおっさん”チームが居たので、少し上流側に入れてもらい2投で2本のキーパー。そして、すぐに3本目で揃う。僅か10分弱。さらにもう1本釣るも入れ替えならず。
ふと、岩盤前に目をやると、何やら黒い”塊”が浮いてる。i字引きをキャストすると40アップが何本か浮いてきて食いそうになるも見切られてしまう。
そこで、バニッシュ・レボリューション・ライトゲーム1.75ポンドの極細ラインのタックルでi字引して1本キャッチして入れ替え、さらにもう1本釣るも入れ替えならず。
食っている餌がエビだった事を思い出し、バスが戻っていった方の岩盤に重めのネコリグをキャストしてフォールで1本キャッチしてさらに入れ替え。これはなかなか良いコンビネーションメソッドだったと思います。
その後、ディープで追加するも入れ替えならず。
備後筋に移動。
到着してみると、前日良かった岩盤エリアはどういう訳か赤潮が発生して水質悪化していたため、出てくるバスも居ない。時間はすでに12時半を回っており、帰着時間が13:30という事を考えるとそろそろ帰らないといけない。
全開で戻って、少し時間が取れそうだったので、Y企画対岸上流の流れの当たる岩盤に立ち寄って、ミドストですぐに750gほどのを釣って入れ替え。
3本1460gで13位という結果。
思っていた以上に釣れていたのですが、上位はほとんどディープ!
上位の”偉い人たち”。おめでとうございます。
特に優勝パターンはド定番の屋敷跡ディープですからねぇ。
”ヤラレた感”いっぱいです。参りました(笑)
参加された皆様、主催者のもりぐちおっさんとリザーバーの皆さん、会場のホワイトリバー社長、ありがとうございました!
まとめ
日々低下する水位と水温。
その中でちょっとした変化に気付かないと、バスの状況変化に追いつかない訳ですが、今回は初日に「食っている餌」の変化が分かったのであれば、それに対応すべきだったと思います。
急に冷え込んだりしてバスの代謝が落ちると、バスも”泳いでいる魚”よりも”エビ”を食うようになります。昔から冷え込むとスローな釣りが定番になるのはそのせいでしょう。
つまりは、それと同時にディープが始まりつつあるなというのにも気付いておけばよかったのかもしれません。しかし、シャローで出てくるバスの方がサイズが良かったので、少し欲を出したのが敗因でした。
釣り自体はそれほど悪くは無かったので、もう少し柔軟に攻守のバランスを取るべきでしたね。これは大きな反省点でした。
池原ダムの今後の動向としては、日々下がり続ける水位にもよりますが、少しづつディープが強くなっていくかと思います。
明日、明後日と池原に入りますので、またレポートしていきます。お楽しみに。