チャプター奥伊勢湖宮川第2戦レポート

こんにちは!

5月は一応暦的には夏なのかもしれませんが、暑い日が続きますね。今年は春の訪れが早かったせいかどうも自分の方が季節の読みを先走りし過ぎてて、釣りのリズム的には今一つな感じです。そんな中、三瀬谷ダムでチャプター奥伊勢湖宮川第2戦が開催されましたので、参戦してきました。

結果から言うと3位には入りましたが…まぁ、読んでみてください。

前日プラクティス

水位的には80.9mと1mほどの減水傾向。水温は相変わらず21~22℃ほど。

朝からボートの電装系の改善作業のため、三瀬谷には9時ごろに到着。いそいそと準備をして船を浮かべたのが10時になりました。

上流に行くか下流に行くか迷いましたが、下流でレガッタの試合をしているという連絡を受けて、チャプタールール委員長として下流を禁止エリアに設定しました。皆さんご協力いただき、ありがとうございました。

とりあえず上流に”産卵から回復したバス”を探しに行ってそこから逆算していこうということで、本田より上流を目指します。所々、ダウンショットとネコリグでポストのバスが休みそうな「一段下」のスポットを撃って行きますが、全く反応無し。

シャローフラットや木陰、インレット脇に浮いているキーパー(25cm以上)かノンキーパー(25cm以下)か分からない奴をホローベリーの高速トゥイッチで釣っていくも、”ほぼノンキー”な事が判明したくらい。

フライ守りが中流に何か所か。

最上流まで行きましたが、洲山橋から上はバスが皆無。まだ上流でベイトを追うようなバスは居ないようです。

帰りにハーレムに遭遇。

思ったよりも季節の進行が停滞していて、湖全体としてはまだ「ポストスポーン」のような状況だと分かりました。ただ、回復している途中のバスを釣るためのメソッドが見つからずに本番はどうするか正直困りましたね。

あとは下流のプラが出来ていないので、下流の状況は不明でした。

本番当日

この日はクルーズCUP。いつもお世話になっている店長の関口さんの挨拶です。もちろん、店長さんも選手として参加です!

25名ほどの参加でした。毎年、1~2名ずつの初参戦の選手が増えてありがたい事ですね。

フライトは10番くらい。どうするかかなり迷いましたが、とりあえずハーレムを釣りに行くことに。全く気乗りしませんが、試合なので致し方ない。

現場に到着し、早々に1180gをヘビーダウンショットでキャッチ。その後、若干苦戦しましたが、ネコリグで1850gをキャッチ。8:40の時点で2本で3kg弱程。

と見れば、聞こえが良いのですが、その後が続きません。

早い時間のキープ(ライブウェルに居てもらう時間が長い)ので、一つ前のエントリーに書いたようにO2パワーを入れ、たまに外部循環してかなりVIP扱い。

さらに陽が昇って来て暑くなり始めたので、ライブウェルの蓋の上にタックルボックスを置いて、蓋が熱くならないようにしました。私のボートはプラスチック製のライブウェルのハッチなのですが、3mm厚のアルミで補強されているので、カーペットを貼ってあるとは言え、日光を浴びるとかなり暑くなります。

その後、浮いているバスをホローベリーの高速トゥイッチやピクピクなどで片っ端から釣りまくって行きますが、どれも数㎜足りません…

かなり日差しが強くなってからは、カバー撃ちも導入。ただ、全く反応無し。

う~ん、バスはどこへ行ってしまったのか??

暑いため、10分~20分おきくらいの間隔でライブウェルのチェックをしますが、2本とも健全な状態でおとなしくしてくれていました。

釣りの方はかなりいろいろと試して見たものの、打開策が見つからずに13:00頃、とりあえず会場近くに戻りました(この日は13:30帰着)

最後に会場下流にあるインレットを伴ったカバー撃ちをやろうということで、事前にライブウェルの中を見て元気な状態であることを確認し、最後に外部循環をしてカバーを撃つものの釣れず、リミットが揃わないまま早めの帰着。チャプター役員のため、選手の帰着とウェイインに備えました。

まさかの出来事…

自分の帰着申告を終え、他の選手のウェイインに備えるべく、事前に自分のウェイインを済ませます。

そこで、ライブウェルの蓋を開けてみると…

思わず声を上げてしまいました。。。マジか?!

デカい方がまさかの完全デッド…一体何があったのかが全く理解できません。ウェイトが減ったどうのこうのというより、デッドさせてしまった事に対しての自責の念の方ですかね。ショック過ぎる。

とりあえず1本のみをウェイインし、1185g。

金曜日のエントリ―であれほど偉そうに書いていた癖にこんなことになろうとは…自責の念も大きいですが、ひとまず冷静になって今後のために検証してみるものの、最後の確認からわずか10分足らずで完全デッドになる原因が全く見つかりません。

結果として3位ですが

私はチャプターのルール委員であると同時に、ウェイイン担当でもあるため、とりあえず粛々と選手たちのウェイインを進めて行きます。

が、やはり5月の三瀬谷。例年通りのかなりのローウェイトが続きます。

基本的にはキーパーギリギリを持ち込む選手が多く、1本あたりは200~250gと言ったところ。ここの5月はいつもこんな感じなんですよね。一体、300~500gのバスはどこへ行ってしまうのか?

全体的にローウェイトな試合だったため、結果的には3位には引っかかりましたが、まったく浮かない気分でした。。。優勝の西川選手は今年からチャプター参戦のルーキーなんですが、唯一、下流で良いパターンを発見していました。1段下のポストのポジションを上手く発見し、3本2200g。とても良い勝ち方ですね。おめでとうございます。

まとめ

暑い中、参加された皆さん、お疲れ様でした!

今回は試合中に下流が禁止エリアに変更されるなどバタバタもありましたが、皆さんのご協力により、スムーズな対応が出来ました。ありがとうございます。

また、冠を持っていただきましたクルーズ関口店長、ありがとうございました。

自分の方はと言いますと、あれからずっと頭の中で検証していますが、どうにも対処法が見つかりません。唯一思い当たるフシは最後の外部循環かなと。やはり、この時期のバスはどれだけケアしてもこういうアクシデントに遭遇するということですね。それがまさか自分に起こるとは思っても居ませんでした。今一つ対策も見つからないため、非常にモヤモヤしてはいますが、今後も気を付けてバスのケアしていこうと思っています。

次戦の奥伊勢湖宮川チャプター第3戦は6月24日(日)に開催予定となっております。皆さんの参戦をお待ちしております!

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