こんにちは!
今日も寒い1日でしたね。今週末の池原周辺はもう一段寒くなる予報です。
今のところ、土日は曇り時々雪…最高気温4℃、最低気温-4℃の予報。
超本格的な冬の到来です。チャプター初戦を目の前にして、グッと冷え込むようです。
一方、三重県北中部の野池はというと、すでにかなり厳しい感じですが月曜に行って来ましたのでレポートします。
タックル
今回私は1本のみ。
リール:Revo ELITE 8-L(ZPI” NRC923M)
ライン:Berkley VANISH Revolution 10lbs
横に見えているのは同行した森君のタックルですが、ライトリグやらいろいろ持って来てましたね。まぁ、その執念でトーナメントも頑張ってほしいものですが…
1ヶ所目
お昼くらいに来ましたが、さすがに山に囲まれた池だけあって、冷え冷えな感じです。
まさに”冬”という水の色。風は当たってないものの、日光も当たってない。
とりあえず、DEX MV44(8g)のクロキンでしゃくり始めます。
しかし、何もありません。
ここは、足場が若干高いのでFantasista FC-66M MGSでのシャクリが非常にしっくりきます。重要なのは高く激しいリフトをすることではなくて、「足元まで細かく何回ボトムを叩けるか?」です。
アクションの感じとしては、バット部に僅かに重みが乗ったら、後はティップ部の反発力でリフトするだけ。感覚としては、15~20cmもリフト出来てれば十分ではないでしょうか。
細かく速くが重要です。
ここはそれほど大きくは無い場所なので、30cm~1m刻みくらいで立ち位置から扇状に細かく刻んでいきました。が、何も起こらず。
2ヶ所目
あまりの釣れなさに大きく移動し、クルーズさんで聞いた「最近釣果がある」と言われる場所へ。
ちょっと広いんですが、ここも大して深くないので、MV44を選択。
深ければMV49(11g)という選択もありましたが、このタックルバランスで十分飛距離も出るので、そのままです。
ただ、ここではロングキャストでラインとの角度が浅すぎて66Mではちょっとリフト量を稼げない感じ。水辺の立ち位置ではREGISTA FRNC-70Mの方がやりやすいかもしれないなと感じました。持ってきていなかったので、護岸の上の方に立って少し自分の立ち位置の高さを稼いでちょうどいい感じに。
しかし、ここも無反応。
3ヶ所目
こちらは関係者のみ立ち入り禁止の池。ちゃんと管理者に連絡を取って立ち入りの許可をもらって入ります。
が、すでに夕暮れ時だったこともあって、反応無く終了。
まとめ
要するに”釣れなかった”ということです。
冬に釣れる要素を挙げるとすれば、以下の3つではないでしょうか?
・光量
・風(光量と密接に関係します)
・リアクション
「水温は?」と聞かれそうですが、変温動物である魚が嫌うのはあくまでも「水温の変化」であって絶対的な水温では無いと考えられます。水温が低いのであれば、低いなりに安定していれば彼らにとってはさほど問題無いという事でしょう。
ただし、水温と比例して代謝も落ちますので、必然的に運動量が減り、消費する酸素や栄養も少なくなるということです。消化も遅く、必要な栄養素も少ないので、餌を獲るタイミングも非常に少なくなります。要するに「なかなか腹が減らない」ということ。
そんな状況で、バスの体温を少しでも上げて代謝を促進する要素は何か?と考えると、それは日光になります。よく、「陽が当たるところは、水温高いから」と言われますが、物理的にそこだけ水温が上がるとは考えにくく、実際のところは日光に身体が当たることによって身体自体が温まるというのが正解かと。
風は水面を波立たせて、日光が断続的にしか水中に入らないため、良い影響は無いでしょう。特にこの時期の風は水温を下げる一番の要因ですし。
という訳で、今から冬の間に野池で数少ないチャンスを得ようと思えば、なるべく風の無い日に一日で一番日光が当たり続けるスポットを選択してDEX MVなどでリアクションで食わせるということでしょう。
実際、私も冬のリザーバーのディープなんかでフットボールやメタルなどをやる時はそういう日光の当たっている時間が一番長い場所をメモしておき、夕方にそんな場所で釣れることが多いです。
今年は例年よりもまだ寒さがマシで、SNSなんかを見ても琵琶湖をはじめ野池でもこの時期にしては異常なくらいよく釣れています。
皆さんもお手頃価格で”攻めの釣り”が心置きなく出来るDEXメタルバイブレーションを持ってフィールドに出かけてみてください。シャクると身体も温まるし、釣れたら感動もひとしおですよ!