池原ダム・ニューイヤーツインカップ

こんにちは!

相変わらず池原通いが続いております。真冬でも可能な限り”現場”に出て、釣り込む。これが後々生きて来るんですよね。特に、この厳しい時期にディープ、シャローを中心にやり込んでおくといろんな意味でハイシーズンは釣りが楽になります。

さて、そんな中、1月7日にY企画さんでニューイヤーカップ(ツインカップ)が開催されました。ナゼ「ツインカップ」なのかと言うと、2名での参加(2名乗船でも1名乗船2艇でもOK)になるからだそうです。私は、平尾さんと別々の船で参加となりました。

Fishing Bar MAD ANGLER

1月5日は四日市のFishing Bar MAD ANGLERさんで釣りたてのクロマグロの丼を出していただきました。30kgだそうですが、中トロ~大トロも入っててあまりの旨さに疲れた身体も癒されました。思えば、昔、何度かツナにチャレンジしに行って結局1尾も獲れんかったなぁ。当時はまだツナロッドって出てなくて、オマケに釣り方もロクに確立されておらず、「どんなルアーでどうやって釣るのか」がほとんど解って無かったので、当たり前と言えば当たり前なんですけど…

このBarは、ジャンル問わず釣り人が集う大人な感じのバーになっています。釣り人、釣り業界関係者問わず店に来てたりするので、いろんな話が聞けます。良い魚が入っていれば、それを出していただくことも出来ますし、定食にしてもらう事もできます。バーなのに、私も良く晩御飯を食べに行きます(笑)

車で行く場合はもちろんノンアルコールでも楽しく過ごせます。長~いカウンターの正面に装備されている3面の大型モニターで釣りの動画を流しているので、それを肴にノンアルコールでものんびり過ごせます。

私もしょっちゅう居ますので、皆さんも三重県にお越しの際は、ゼヒ寄ってみてください!

1月6日の池原

MAD ANGLERさんで鋭気を養い、いそいそと池原へ向かいます。

この日は、ホワイトリバーさんの手伝いがあったので、遅い出船となりました。

ガイドプラでもあったので、ちょうど伊賀から来ていた若いアングラーを載せてシャローをチェックしていきます。

”伊賀の星”が40cmちょいくらいのですが、Hornet Stinger Plus HSPS-6111UL+ iPM-SPで釣ってましたよ。この日はほぼ無風だったこともあって、私もミドストで同サイズを1本、他にもシャローに見えるバスが数本と、かなりシャローが生きていた日でしたね。ちなみに、このロッドは今年発売になります。

僕のガイドでは「ナゼそれをする必要があるのか?それがベストなのか?」などを事細かく納得してもらえるまで説明します。なので、やったこと無い釣り方や今までイマイチあやふやだった釣り方を一つ一つクリアにするのでバスにたどり着くのが早くなります。

という訳で、翌日のツインカップも一応シャロー戦略をということになりました。

ツインカップ当日

実は、6日の夜にかなりの風が吹いたそうなんですけど、カ~ブの2階に泊まっていた私は快適過ぎてま~ったく知りませんでした。毎年の年末年始もここで過ごすんですけど、どういう訳か、家のベッドよりここの方が快適にぐっすり眠れるんです。昔懐かしの2段ベッドなんですけどねぇ。

新年早々、45名のツワモノが集まりました!

Y企画さんのお客さんは、ホワイトリバーのお客さんと違ってかなりダイナミックな釣りをするアングラーが多いです。そういう点で、池原ではそれぞれの昇降所でカラーが違う訳です。

私もこちらに顔を出すのはたまに、毛色の違う釣りを見ておくのも楽しいなと思うからです。もちろん、その中で「いいな」と思うものは取り入れていきます。最近で言えば”バラム”なんかがそうですね。私のボートデッキにも必ずバラムをセットしたHornet Stinger Plus HSPC-741X-BBが搭載されてます。これにしか出来ない仕事がありますから。

そして、当日釣ってきたエライ人たち。45名中釣ってきたのは9名。私もシャローが沈黙し、ディープも少し手を出しましたが、手遅れ。この時期は”シャローもディープも”と二兎を追うとロクなことになりませんので、シャローを選択しましたが、こういうもんですね。

逆に、ディープをハナからほぼ捨てていた理由は、昨年12月はずっと好調だったディープのワカサギパターンを年末から見失い、勝負できるサイズのバスを釣るにあたってはシャローでないと勝負にならんと考えたからです。

昨年の11月からずっと続いていたこのディープのパターンですが、やはり、サイズごとのバスの餌の優先順位としては

1位 ワカサギ(ディープで動けるバス)

2位 ウグイ・オイカワなど”泳ぐ魚”(シャローで動けるバス)

3位 エビ・ゴリ系(ディープ・越冬系)

となります。特に、自然増殖しているワカサギのパワーは間違いなく最強。

今年も池原ディープが好調だったのは全てワカサギのおかげです。

そして、年越し直前からそれを見失ったため、捨てていました。探し回ったんですけどね…

優勝された芝田プロはそれを見事に見つけてきた。ウェイトは圧勝の3本5300g。見事としか言いようがありません。ぎゃふん!

トーナメントってかならず一人は”ド正解”を持ってくるんですけど、だからこそ面白いんですよね。

参加された皆様、お疲れ様でした!

参加賞はみんなで持ち寄りなんですけど、僕はGaryさんのTシャツが当たりました。Mサイズなんですけど、入るようにダイエットしないと(笑)

1月8日は雨

翌日は出るかどうか迷いましたが、雨も経験しておこうということで、気温4℃の雨の中で出船となりました。雨の日は風も弱くシャローが活きるかなと思っていたら、

やはりすぐにi字引きで40ちょいをゲット。何で前日に来ないんだよ~(笑)

ただ、今年はシャローでこういう釣りを展開しても、例年より1サイズ落ちる感じ。何でだろう?やはり、マイナス27mという低水位でシャローに”着く場所”が限られてるのも影響してるんでしょうね。また、それに伴い、エビやゴリと言った安定して食えるエサも少し深くまで落ちてしまう。元気なのはウグイだけですよ。

その後、土砂降りになって来て、とりあえずディープで越冬系の27cmくらいのを1本追加して終了。

早上がりして、

新宮の速玉大社に行ってきました。毎年来ますが、釣りに関しての実質の初詣ですね。

こんな感じの濃い3日間でした。

そして、今週末も池原に籠ります!

それくらい「冬に釣り込む」というのは大事なことだということです。皆さんも炬燵に刺さってないで、冬場こそ釣りに行きましょう。1本が感動しますよ!

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