こんにちは。
昨日は池原ガイドでした。
状況
天気:晴れ/小雨(晴れながら小雨が降っていました)
水位:朝299.98m~昼300.06m~夕方299.8m
水温:朝14℃
水質:どクリア
風:北西5m~爆風
カーブの店カップからは6mほどの減水。11日の日曜日からは60cmほどの減水。
釣果
14日の1:20頃にホワイトリバーに到着し、車中泊。
途中、尾鷲までは結構な雨だったのですが、矢ノ川(やのこ)峠を越えてからは、打って変わってとても静か。ウェザーニュースによると14日の天気予報は晴れ、北西4~5m。
この日のゲストは常連のS様。
7:40にホワイトリバーを出船し、風裏を求めて備後筋まで向かう予定でしたが、トボト谷前まで来て、これは備後筋でも風裏は少ないなと判断し、とりあえず、本湖のディープからやることに。
風の中、岬にステイして11~14mほどにダウンショットを投入してもらいますが、反応無し。魚探にも写りません。
風表では釣りもしにくいので、風裏を探して前鬼筋に移動。
行ってみると、想定以上に風が無くて釣りがしやすそうなので、こちらもディープから。
しかし、何をしても反応ありません。
今年のディープはまだ始まっていないようです。早々にディープに見切りをつけて、メインパターンの一つになると考えていたi字引きにシフトすると、、、出てくる出てくる40~50が(笑)
季節外れっぽいバックウォーターまで行ってみても、ちゃんとバックウォーターにバスいっぱいいました(汗;
バックウォーターの流入の水温はおよそ10℃と低く、まさに「この時期の雨は良くない」というセオリーを地で行きそうなものですが、そんなものお構いなしに居ましたよ。
ただ、悲しいのは”風”…
いつも肝心なところで強くなってしまうんです。
クリアウォーターでバスに対してプレッシャーを掛けないように、かつゲスト様に投げやすいようにボートポジションには細心の注意を払いましたが、風が巻いたりしてキャストがかなり難しかったかと思います。
この日は、バックシートでは船尾のポジションがすぐに変わってしまい、釣りがしにくいと思ったので、フロントデッキに来てもらって釣りをしていただきましたが(もちろん、私は釣りしてません)、いつも”バスが食いそう”って時に風が吹いてしまう…
お昼前から風が連続して吹くようになり、風裏になる小さな凹みを細かくまわってはi字引きをしてもらいます。そういう場所では必ずと言っていいほど”エエやつ”が出てくるんですけど、どうしてもいいところでルアーが加速してしまい(ラインが風で押される)、バイトになかなか至りません。
夕方になり、風の当たらない場所が変わって来たので、昼間に風が当たって使えなかった場所をi字引きしてもらいようやくバイト!
が、、、しっかり吸い込まずにフッキングに至らずということで、残念ながらノーフィッシュとなってしまいました。池原バスと天気に完敗です。
S様には風の中で大変な苦労をお掛けしたと思いますが、最後まで集中していただいてありがとうございました。
i字引
ここのところ、釣果を出しているこの「i字引」。
キモは”レンジ”と”スピード”、”何を引くか?”にあります。
ここに至るまで、様々なネタを試してきて、現在のネタに辿り着いている訳ですが、どんなネタでも共通して言えるのは「スピードは一定」、「ピクリとも横揺れしないこと」です。
少しでも加速したり、少しでもフラッとするとダメ。
これほどセレクティブな状況なのは、ずっと水深7mくらいまでは見えるクリアな状態(晴れ、ベタ凪時)が続いていることとバスが現在好んで食っている餌に原因があるのかと思います。
まとめ
やはり風に悩まされた1日でした。本湖や白川筋は爆風で使えず、前鬼筋で1日過ごすことになりました。
引くスピード感やキャスト精度もお昼前からかなり良くなって来て、結果20本以上バスを食う寸前まで引っ張り出したので、ゲスト様も私もベストは尽くした言い切れると思います。
ディープが安定してくれれば、ガイドもし易いのですが、今年はどういう訳か全然ディープが始まりません。いつになれば「ディープ祭り」が始まるのでしょうか???ひょっとしてこのまま年越し?
結果としてノーフィッシュだったのはガイドとして非常に心苦しいのですが、オカッパリなどのプライベート釣行でも使えるパターンを一つご自分のモノにして、お持ち帰りしてもらえたのがせめてもの救いです。
S様、本当にありがとうございました!
さて、明後日からは再び池原入り。日曜日には今年最後の大イベント「もりぐちおっさんカップ」が開催されます。
また、池原の状況をレポートします!
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