実に痛いダメージだ!!!
冒頭からですが、現在の正直な心境です。
毎度毎度1戦目の厳しい河口湖を乗り切り、2戦目で”貯金”を使い果たす。もう何度繰り返しただろうか???
プリプラクティス
スケジュールの都合上、プリプラクティスは4月1日の日曜日とマスターズ前週のチャプター戦のみになってしまいました。
見てください、この水色。スロープ対岸の浮桟橋を撮影したものですが、水深5mまでは楽勝で見えます。
4月1日の時点ではこのクリア度合で、最下流までまるで「上流の水」と言った感じ。
各クリークマウスの上流側の岸のオーバーハングの下なんかにはドーンと浮いたプリスポーナーのでっかいメスが見えるものの、こちらの気配に気付くのが早く、見えても釣りにならない。
そこで、全然見えないオスを狙いに行くことに。
今一つ掴み切れずにウロウロしたところ、下流クリーク出口にあるソフトボトムの広大なフラットの沖の5~6mでようやく2本。
たかが280gではあるものの、これは「少し掴めた」かに見えました。
あとはこれを基準にして季節を追って行こうと、この時点では考えていましたね。この時の水温は14~15℃。桜も咲いていて、冬っぽい水の色以外は春っぽい。
ところがだ…
それからTOP50の観戦記取材のため、翌週は野村ダムに行き、帰って来てからもろもろの作業。
三瀬谷と池原で愛用するステーサー390の塗装の引っぺがしに丸1週間を要し…
4月14日のチャプター前日でこの有様。前日プラは断念。
チャプター奥伊勢湖宮川第1戦
実質的にプリプラのような試合運びになってしまった。
まず、下流の1日に釣れたキーパーサイズの「オスと思われる」バスたちがどこへ行ったかを探しに出かけました。
土の張り出しのボディウォーター側とクリーク側の6m~3mくらいをライトキャロとダウンショットで流すもノーバイト。広大なシャローフラットの上をチェックしに行くも何も見えず。そのままクリークのインサイドをチェックしていく。
1日の水に比べると随分と濁りが強くなったようで、見えるバスも皆無。
それでいて、深いところもダメ。縦に水中に伸びるホウキ状のカバーをネコリグで撃っていくのもダメ。最上流まで行っても本田から上のクリアな水域にはバスは全くおらず。
ミドスト、フットボールなど手を尽くすも何も起きない。
このような感じで各所をウロウロとして、何のチャンスも無いまま終了。
終わってみれば、32名出場でウェイインは13名。
17℃ほどと高い水温とは裏腹に”釣れない試合”だった。
前日プラは減水していて、スポーニングベッドが少ないながらも見えたらしい。それを釣ってきた選手が大半でそれ以外で再現性のありそうな釣り方を発見していたのはキーパーで入れ替えまでしてきた杉田プロくらいだった。
マスターズ戦前日
とりあえず、マゴコロデザインさんの協力により船は完成しました。荒れた肌な感じからマットブラックでキリッとしました!
が、心中ではかなり迷っていたというのが実情。
まぁ、ある程度釣りを長くしている皆さんならお分かりだとは思うんですけど、この時期は「プリ」「ミッド(スポーニングベッド)」「ポスト」のバスでどれを選択するかがテーマになります。
で、試合であれば当然ベッドが確実なのは間違いないんですけど、湖全体で見えたのは5個ほど。それも、2つは幼稚園児でも分かるような場所で意味が無い。。。まだ全体的にスポーニング真っ盛りという訳でも無さそうな感じに見えました。
スポーニングが仮に真っ盛りだとするのであれば、見えないレンジにベッドがあることにもなりますが、それを狙ってテーブル状の上にスローにスローにネコリグやダウンショットを入れても何も反応が無いので、とりあえずはベッドは少ないであろうと。
敢えて言うのであれば、会場近くの冠水している木の脇にあるインレット(スロープから少し下流のもみじ館下)にキーパーサイズくらいのバスがウロウロしていて、メイプルデプサーのダウンショットを入れるとすぐにバイトしてくることが分かったくらい。
しかし、いずれにしてもスタート順に左右されるため、「厳しい試合になる」と感じながら帰りました。
DAY1
初日の朝は冷えた。朝の時点での水温は15℃~16℃。
スタート抽選により、スタートは第2フライトのそれも一番後ろ…
DAY2のスタート順も第2フライト…(DAY1のミーティングで二日目のフライト順も決まります。二日目は番号の大きい順からスタートとなるため、第2フライトの最初ではあるものの…)
まず、これでベッドとインレットはオワタ!!!
河口湖の試合では二日目1番フライトとまだ運は持ってはいたものの、ここで運も尽きたか。。。
気を取り直して、下流のクリークマウスからスタートするも、何も反応が無い。
プリプラで釣れたフラット沖のミドルを弄るも何も起こらない。クリーク内の人工的な地形変化をネコリグで丁寧に探っていくも何も無し。
シャローフラットの上にもバスは居ない。
一応、自分サイドの狙いとしてはプリスポーナーを狙ってスローな釣りを展開しているにも関わらず、ここまで反応が無いとさすがに自分を疑ってしまう。「やはり見えないベッドをやるべきなのか?」と点の釣りに切り替えるも反応無し。
そこで、陽が昇り切ってからポストも狙えるライトカバー撃ちに切り替えて、カバーネコを撃って行くのだけど、こちらも何も反応が無い。
昼過ぎには水温も18℃を越えたため、「まさかなぁ?」と思いながら、ポストで浮いてるヤツやアーリーサマー的なバスを探しに最上流(荻原橋のさらに1つ上の橋の流れ込んでいるところ)まで行ってみたものの、途中含めて何も見えませんでしたね。
初日は、何も起こらずノーフィッシュ。
釣って来たのは中流部の選手(地元の”中流”はスロープ~本田を指すことが多い)で、スポーニング絡みのバスが多かった。幸いなのは、河口湖と同じで勝ちこそ無くなったものの115名中36名とまだ挽回は出来る可能性があったことかな。
DAY2
この日も鈍い(?)スタート順で例年に比べて選手が少ない下流へ向かった。少なくとも中流域よりもプレッシャーは薄いのではないかというのと、やはり冬季の越冬場所が深さ的に下流しかないと言ってもいいので、プリスポーナーは下流の方が多いと判断したからです。
タックルも大幅に入れ替えて、かなり”弱く”してみました。
使用するワーム類はマイクロクローラーであれば4インチ→3インチとサイズダウンし、ロッドもSTUDIOUS FSNS-60XULS MGSとSTUDIOUS FSNS-67SULS MGSを中心にし、口を使いにくくなっているあろう中層の「キーパーサイズ」を獲りに行くのが目的でした。
スポット的にはストレートの中に存在する変化(岩)や流れを巻く場所にあるような張り出し。それの7mくらいにボートポジションを取って、中層をスイミングさせます。
ま~、これがノー感じな感じで、何ともやりにくいんですけど、どうせ”無”なんだから何も考えずにやろうとひたすら耐えます。
が、やはり何も起こりません。
この日は朝の冷え込みはそれほど強く無く、スタートの時点で水温は17℃。その後19℃弱まで上がりましたが、我慢して下流にとどまりました。
後で考えると、同じような釣りを「中流域」でやれば良かったのだと分かりますが、この日も何もつかめずに終了となりました。それにしても、今回は本当に下流が弱かったなぁ。
涙でボヤけたわけではありませんが、たまたまですよ。自分に非常に腹が立つ!
TOP50ルーキーの藤田京弥選手が圧勝。戦闘力高いね。佐々選手もさすが。そこに田渕さんが食い込んでるのがステキです。皆さんおめでとうございます!
年間順位は37位まで転落。
逆に言えば、後は攻めしかないので、霞戦で思いっきりやってやるかと。
その前に修行しておかないといけないこともあるので、こちらは明後日のチャプター三重(青蓮寺ダム)に出て調整です。
リチウムイオンバッテリー
注目されたのはやはりこれ。
プロショップオオツカさんで調達した、36V60Ahのモデルです。
皆さん知りたいでしょう???
という訳で、このバッテリーについては来週詳しく書きますね~。