O2パワーの季節

こんにちは。

TOP50第3戦のお仕事で七色に行き、翌日にはマスターズのプリプラで霞ヶ浦へ。灼熱の霞ヶ浦に三日間きっちり浮いて、今朝がた帰ってきました。

大量の洗濯物と格闘し、また荷物を詰め替えて、今度はエレキ戦の用意をして、バッテリー8個を積んで今晩から七川ダムで開催のチャプター和歌山に向かいます。

霞ヶ浦も場所や時間によっては、水温も32℃とほぼ「お湯」…

浅くて広いだけに、水温も上がりやすいのでしょう。おまけに冷やす力のある大河川と呼べるものはあまり無いので余計に上がりやすいのでしょう。実際に手で水に触れてみても「暖かい」と感じるレベルです。

日陰もほぼ無いので、人間にとっても過酷な季節ですが、高水温で生活する水棲生物や魚にとってもかなり過酷な状況でしょう。

溶存酸素は水温の上昇に反比例して低くなります。

そんな時はコレ。

もう、毎年書いていますが、せめて高水温の時期の試合はライブウェル環境をよくするためにこのO2パワーを使ってほしいですね。エアーポンプよりも効果高いです。

私の場合は、時期関係なく釣れたバスはVIP待遇のためにこれを使います。

ライブウェルやウェイインバッグでのバスの死亡原因のほとんどは間違いなく酸素不足です。

特に運動量の多いスモールマウスバスや、大型のラージマウスバスは酸素の消費量も多いですし、水温が高くて体温が高い時は小さいバスでも代謝が上がっているために酸素の消費量は増えます。

これと並行して、ライブウェルに(袋のまま)を入れて水温を下げ、さらに大型のバスの場合はフィッシュプロテクトバッグなどで落ち着かせて運動量を抑えてやるとさらに効果的でしょう。私の場合は、キーパーサイズ1本だったとしてもこのO2パワーをライブウェルに入れます。

また、検量時にウェイインバッグに移しますが、ライブウェルに比べて水量が少なく、地面に置いたりするので余計に水温が上がります。したがって、急速に溶存酸素の減少が進みますので、このO2パワーも一緒にウェイインバッグに入れると良いでしょう。もちろん、JB本部の許可は取っていますので、ご心配なく。

1錠500円ほどしますが、やはり釣ったバスには元気に帰って欲しいですし、ちゃんと生かしておく技術もトーナメント競技者には必要なスキルです。また、蘇生法なども最近では少し確立されてきてますので、調べてみるのも良いでしょう。

いずれにしても、人間にもバスにも過酷な季節です。自分の身体とバスをケアしながらトーナメントを楽しみましょう!

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