こんにちは!
昨日に引き続き、腰が完全に破壊されております。股関節に重めのグリス注したい気分です…何とか土曜日までに治さなければ。。。
そんな今週は金曜日からTOP50第2戦が広島県の弥栄ダムで開催されますね。今回は2009年の高滝ダム以来のエレキ戦になりますが、いろんな意味でここ暫く無かった試合になりそうです。私も土曜日から現地に向かいます。
さて、昨日のブログに書きました、日曜日に開催されたチャプター三重の最終戦ですが、新しく導入したものを試してきたので、レポートします。
先日到着したAbu Garcia Revo LV7です。
Revo LV7
これがそのRevo LV7(右)です。
特徴
見た目は渋いシルバーにガンメタのフレーム。要はリール本体の”芯”の部分ですが、これがアルミフレームになっています。マグネシウムフレーム機に比べるとリールの重量自体は30gほど重いことになってますが、それでも166gしかありませんから十分軽いです。実際に持ってみても「軽っ!」と感じます。ロッドにセットするとバランスからか余計に軽さを感じます。
次にこの機種の最大の特徴とも言える部分ですが、マグネットブレーキになってます。しかも、10個入るマグネットホルダーにデフォルトで3mm厚5個、1.5mm厚が5個装着されている贅沢さ。僕みたいに子供の頃からマグネットブレーキで育ってきた人間には何とも嬉しいです(逆に、いつまで経っても遠心に馴染めないカラダ…)
マグネットブレーキの何が良いかって、実はブレーキ側では無く、スプール側にメリットがあったりします。スプールの部品点数が少ないため、スプール自体が軽量化出来ます。これにより、スプールの立ち上がりは早くなり、慣性力を抑えられるため、減速時のブレーキもよく効きます。
それに加えて、案外嬉しいのがこのルアーキーパー。今年モデルから標準装備になりました。
ロッドをボートデッキに置く時は、普通このハンドル側が上に来るので、これに掛けておくとルアーも上側に来ます。これで、デッキにフックが刺さるのを防ぐ事が出来て、すぐにキャストしたい時の無用のトラブルを減らすことが出来ます。
ラインを巻いてみた
このリールの性能が最も発揮されるであろうラインを2種類巻いてみました。
10ポンド
バニッシュ・レボリューション10ポンド(フロロカーボン)を75m巻いてみたときのスプールの状態。スプールエッジまで1円玉1枚の厚さ強の余裕があるかと思います。昔の人は「1円玉(10円玉?)1枚分くらい余るのがいい」って言いましたよね。私も実は結構そう思ってます。特に、最近はナイロンに比べて硬いフロロカーボンラインの使用率が高いので、遠心力でラインが立ちやすく、さらにサムレスト(親指置くところ)とレベルワインダーのロープロファイル化で余計にそう思います。
12ポンド
同じくバニッシュ・レボリューション12ポンドを75m巻いてみました。
スプールエッジまでの余りは10ポンドの時に比べると僅かに少ないだけのようです。これだと14ポンドでもまだ余裕でしょう。また、ナイロンラインの場合、同じポンド表示でもフロロよりも細いのでもっと太いのでも行けます。
実際のところ、フロロカーボンラインで10ポンドクラスだと概ね100mで10g強あるので、案外ライン自体が重いんですよ。なので、スプール軽くしてもライン巻きすぎだとスプールとブレーキの性能を全て発揮できなかったりしますので、巻き量には気を付けましょう。
実際に使ってみた
実は、先日のチャプター三重最終戦がこのリールのシェイクダウンでした。
やはり実戦投入して初めてそれのリアルな使い勝手が分かりますので。
ロッドはスタンダードFantasista FC-65ML MGS、ルアーはDEX各種。ラインはバニッシュ・レボリューション10ポンドの組み合わせ。
DEXシリーズに合わせたセッティングです。
このDEXシリーズは「1種類のタックルで全てキャスト出来る」がコンセプトになってますので(メタルバイブの一部は除きますが)、僕は昨年から基本的にほとんどのDEXをこの組み合わせで使っています。
チャプター戦では、状況が全く分かっていなかったため(前日プラに入ってない)、スタート直後からこのDEX MN90F(アールディシャッド)をカバー脇、冠水植物の隙間などにキャストしながら流していきました。
正直、全くストレスありません。最初なのでマグネットブレーキのセッティングは少し強めにしましたが、それでもスプールの回転の立ち上がりは早く、スムースにラインが放出されていきます。そして、バックラッシュすることも無いのでテンポ良く打っていく事が出来ました。
また、ギア比7.1:1というのは流しながら釣りをして行くのには絶対必要なギア比だと思っています。この流しながらというのはエレキを踏みながら広くザ~ッと探っていくことなんですけど、これくらいのギア比でちょうど遅れることなく巻き取りが出来ますね。
この時は、それほど速く流すのではなく、カバー脇に付いたフライ守りやポストで少し回復したバスが飛び出して来ないかなと考え比較的スローなテンポで流しましたが、想定していた状況とは違い、バスが出てくることはありませんでした。
この後、DEX CR52SSRでカバークランキングを試み、冠水植物の隙間の奥の奥に放り込んでは巻いてみましたが、これくらいの軽量ルアーも全くトラブル無くキャスト出来たので、非常に使い勝手が良かったです。
バックウォーター近辺では、DEX VB60S(サイレント)をキャスト。当然、気持ちよくブッ飛びです。
実際、このルアーキーパーは非常に便利でした!
いままでカーペットにトレブルフックが刺さって、使いたい時にイライラして引っぺがしてたストレスが全くありません。これは、いいものだ。
残念ながら、この日はハードベイトへの反応が皆無で実際に釣って結果を出すことは出来ませんでしたが、今後、このRevo LV7はレギュラー確定です!
ブレーキセッティングなどもっといろいろと試したらまたアップしますので、お楽しみに!
弥栄ダムのTOP50会場のピュア・フィッシングブースでも展示してますので、ぜひ触りに来てください。お待ちしております!