こんにちは、早い物で新年始まってもう10日も経ちます。
これのあと35倍で今年も終わりって考えると、1年早いなと思いますね。こんなこと言うとオッサンぽくて嫌なんですが、正直老眼で少しでも暗いと物が見ずらいので嫌でもオッサンなのを自覚してしまいます。
さて、そんなオッサンも年が明けてから精力的にフィールドに通っております。
今日は池原をレポートします。
1月7日・池原ダム
湖の状況
水面標高:296.9m
天気:晴れ(朝の冷え込みは強め)
水温:10.8~11.6℃(白川屋敷跡は9.8℃)
水質:クリア~ささ濁り(先週よりも僅かに濁り)
風:無風
釣果
今年の池原のテーマとして、「新規開拓」というのがあります。つまりは”やったことが無い場所”を中心にやっていく訳ですが、もうかれこれ通い始めて15年以上経つと言うのに未だに入ったことが無いストレッチやスポットがあるというのは、いかに池原が広いかという事を物語っていると同時に、いかに釣れる場所に頼り切っているかという言い方も出来るのではないかと思います。
そのため、魚探掛けと釣りとが半々くらいの比率で釣りに出ています。
が!今年の池原はどんどん減水が進んでいるので、新しい場所を探すにも一苦労です。
どういうことかと言いますと、現在の水位(今日は296.7m)ですが、自分が満水時と設定している水位が311mなので、14.3mほどの減水となります。
満水時に使っているようなディープフラットは当然、陸上、もしくはドシャローと化しており使うことが出来ません。従って、必然的に普段使わないような場所を探さないといけなくなります。特に、昨年暮れから17~20mほどのディープで何とかバスが釣れるという状況もあって、満水時であれば30~35mほどのディープの場所をやらないといけない訳です。(満水時であれば、川筋のド真ん中くらい)
当然、深ければ深い場所ほど堆砂(砂が溜まる)しているので、ただでさえエビやゴリが付くようなハードボトムを探すのにも一苦労します。
さらに厳しいのは、ダムサイトの工事のため、まだまだ減水が続くということです。さらに深いところでもスポットを探しておく必要に迫られます。
ガイドとしてはフィールドの事は十分に把握しておかなければいけないので、当然の作業ですが、今年はその作業量が格段に増えているなと思います。
普段使っているような岩盤でも深いところまで続いていない場所は使えなかったりします。
グラベルのバンクがダラダラと続くような場所では、
DEX MV44(8g)やMV49(11g)でテンポよく探っていきます。成田プロの動画を参考にロッドをスタンダードファンタジスタFC-66M MGSに変更してみたところ、非常にしっくり来ました。今まではレジスタの610M MGSなんかを使っていたのですが、移動量は必要ないメタルバイブには少しストロークが長くて「動きすぎるな」と感じていました。このメタルバイブはフットボールによるカーブフォールでの食わせでもなく、メタルバイブほど上下のリフトする距離も要らないので、リフトし過ぎる必要は無いんですよね。
それよりも、手前に来るまでに「何回ボトムを叩けるか?」が重要だと思います。また、静止状態からキレ良く短距離で最高速に達するかというのも重要ですね。リアクションは0→トップスピードのメリハリが大事かと思います。その点、66Mは特にボートの場合、手前に寄ってしまう距離も抑えられて、なおかつバットから先の部分でキレ良く短距離リフトが出来るので非常に使いやすいです。
しかしですね、この日はウグイのオンパレード…今年の池原、やたらウグイの活性が高いです。。。100匹釣れと言われれば釣れるカモ。
水位的にはこんな感じ。目を凝らすと見えてくると思いますが…古代スロープに沈しているクラウン(?)です。ちなみに、有名なポルシェワンドの紫色の911ですが、こちらは既に朽ちて消滅しています。
お昼はまたまたコレ。クセになってますね。寒ければ寒いほど美味しく感じます。ガイドでも出していますので、ご希望の方は何味が好みかお伝えください(うちはラーメン屋か?)
こんな感じで、一日天気は良かったですが、シャロー~ディープまで特に何も起こりませんでした。翌日のツインカップはどうなるのか??
1月8日・ニューイヤーツインカップ
湖の状況
水面標高:297.0m
天気:雨(1~6mm)
水温:10℃^11℃
水質:クリア~ささ濁り
風:2~6mほど
朝の冷え込みはさほどでしたが、朝から雨。強い雨では無いものの普通に降っています。
釣果
今年のもう一つのテーマは、こういうオープントーナメントにも行ってみようという試みです。その一つ目として、Y企画さんで主催されているニューイヤーツインカップに呼んでいただきましたので、参加してきました。
雨にも関わらず、41組(だったかな?)もの参加。いつもの見慣れたメンバーと違う中に飛び込むのは結構楽しいですね。
朝はスタート後に白川筋ホワイトリバー上流に向かい、通称ムツヲ岬でホローベリーのi字引からスタート。ホローベイビーにしなかったのは、飛距離が欲しかったために飛ぶ方を選択したためです。ちなみに、カラーはほぼ透明のプロトカラー。シンカーに1/96ozを仕込んだネイルリグ。
ひたすらゆ~っくり引くと、トンッ!とラインが上に跳ねるようなアタリ…が、乗りません。
2キャスト目も同じ。
そして、バイトが無くなり、ボートの引き波が来た後にボイルが発生し、それ目がけてキャストしたら横殴りのバイト!が、こちらも乗らず。
ここへ来て、フックセットなど根本的に考えないとシャローのバスは獲れない感じになってきましたね。
シャローを流すも反応が無くなり、ディープにシフト。減水分を含めて13~20mほどをダウンショット、ライトキャロで丁寧にやっていきますが、こちらも反応悪くバイトがありません。バスが魚探に映ってくれれば良いのですが、ベイト(ワカサギ)も分散していて「ここを丁寧にやろう」と思える決め手に欠きます。
結局、雨の中、安定して釣れていた坂本筋へ移動することに。
ステーサー 390レイカーは30psで45km/hほど出るのですが、坂本上流までに要する移動時間は30分ほど。この日は時間的リスクよりも、雨に困りましたね。
到着すると、全身中までビショ濡れ。そして、悪いことに風が少し強い。
当然、i字引やミドストが出来る状況でも無く、ディープにトライしますが、こちらもボートポジションの固定に困難を極めました。
そこで、単純に垂直岩盤や角度のあるガレに対して、ストレートワームの重めのネコリグ(シンカー1.5g)でひたすら落としていくだけという釣りにシフトして、ようやく1本目。
しかし、風が強すぎてバイトが分からんよ…
その後、風裏を探すも良いスポットが見つからずに、1本250gで終了。
終わってみれば、釣って来たのは9組のみ。その中で7位と言う結果に終わりました。
優勝の三上さんペアはいつもよく話をするのですが、相変わらずテキサスで叩き出してきますね。おめでとうございます。参加された皆様、ありがとうございました。
もう少しディープで釣れる方法を持っていれば何とかなったのかなとは思いますが、これからまだまだ釣れる場所が減水によって変わっていくと思いますので、今は少し置いていかれている感じがしますが、必ず追いついてやろうと思います。
さて、今月の22日はチャプター池原の第1戦。こちらも楽しみです!