JB入鹿池第2戦

こんにちは!

ここのところ多忙のため、なかなか更新出来ずに申し訳ありません。

さて、なかなか梅雨が明けない今年の7月ですが、そんな梅雨時期真っ只中の7月14日に開催されたJB入鹿池第2戦に出場してきましたのでレポートします。初戦を何とか5位で乗り切り、この試合である程度今年の道筋がつくという感じはするのですが、結果から行くと優勝という最高のカタチで終えることが出来ました。

では、どのようにして釣って行ったのかをちょっと長いですがご覧ください。

プリプラクティス

スケジュールの都合上、前週の7月6日と7日だけをプリプラに充てることが出来ました。

水位は冒頭の写真の通り、92mからマイナス4m。初戦の時よりも60cmほど下がりました。水温も少し上がってはいましたが、バス、ワカサギともにあまりポジションが変わっていない様子。

6日はボトムの地形変化の釣りをして何とノーフィッシュ!

翌7日は切り替えて、沖の中層を釣って行って、

片目ですが、楽勝2kオーバーのええ魚。

こっちでキロちょっとかな。

過去の入鹿池のデータを調べてみても、7月~8月は極端に釣果が厳しくなるので、恐らくこういう事ではないか?という予想は立てては居たものの、やはり他のワカサギレイクと同じ特徴に感じました。

いずれにしろ、自分にはボトムの釣りよりは、池原で鍛えられた中層の釣りの方が向いているなという感触。

ただ、こういうバスにどれだけ遭遇出来るのかねぇ?という懸念もありました。とは言え、感触としては悪くは無かったですよ。

前日プラ

前週より30cmほど減って、水も若干クリアアップした感じ。

とりあえず、前週の釣りは置いておいて、この日はボトムの釣りを試します。

ネコリグ、ライトキャロ、ダウンショットと早朝より試していくものの、全く釣れず。。。

困り果ててメジャーなスポットに入ってみると、

ゲーリー4インチグラブのライトキャロに2kgオーバーが食ってきました。ただ、これもボトムの釣りとは言い難く、感じとしてはリグがフォール中に食ったように感じた(実際、ガツーン!と持って行く感じ)ので、どうにも怪しいなと。

そこで、再び中層の釣りをちょっとだけ試してみると、

恥ずかしながらの自撮りですが…すぐに釣れました。このタイミングでは小雨が降っていますね。そう、この日はちょっとだけ涼しかったんですが、そのせいかバスも結構浮いていました。

その後、何本か釣ってプラを終えましたが、キーパーパターンと言うか抑えの釣りが全くないのが懸念されました。ハードパンチのみで大丈夫なのか?という不安すら覚えました。

上がってからラインを巻き替え、

お世話になっているボート屋さん(出場選手の中で自分だけなんですが…)で、入鹿池名物の「田楽」(でんがく)を食べました。15年以上振りに食べましたが、味噌の味が濃いわりに、豆腐なので中はサッパリしていて全然重くありません。この時は中途半端な時間だったので、ご飯は少しだけに抑えましたが、普通にお昼の時間だったらご飯お替りしてたな(笑)

本戦当日

明けて7月14日の本戦当日。夜の間に結構雨が降ったようで、朝からボートの排水に追われました。

ミーティング時のみはらし茶屋さんの挨拶でもレインウェアを着用されてますが、小雨交じり。

フライトはまたもや23番目。

ただし、沖の釣りだったため、全く気にしてませんでした。考え事をしている間にフライトじゃんけんが終わってて「何やら歓声が上がってるな」くらいの感じ。逆に試合に集中出来てましたね。

コールされてスタートし、とりあえずは前日にバスの活性が高かった稲荷山近辺に向かいます。やはり予想通り船団になりましたが、自分はそれの外側にポジショニングしました。

前半は苦戦

別にショアラインに依存しているバスを釣っている訳では無かったので、単純に沖側で良かったのです。

釣り開始からミドスト、i字引き、ピクピクをやりますが全然バイト無し。待てど暮らせど良い感触が無く、魚探をよくよく観察してみるとどうも前日に比べてボートのプレッシャーなのか浮いてる様子が無い。。。

バンクとディープフラットのカドにバスが溜まっているように見え、それらが上に浮いてくる気配が無いのです。とりあえず前日同様ライトキャロにチェンジするも反応なし。

天気は前日同様曇りは曇りなのですが、前日の肌寒さと違ってどうも蒸し暑い。天候の変化と前日からのボートのプレッシャーが相まってかバスが浮かずにボイルもほとんど無い。

スタートから1時間半。バイトすら無し。どーする。俺??さすがに9時を過ぎてノーバイトはマズイだろうよ…

それでも我慢を続け…

さらに沖にシフト

船団からわずかに沖に出たところ、9時半ごろにようやくミドストにファーストバイトがあって無事にキャッチ。これが1800gくらいでしょうか(これでもバネ秤が振り切ってました)

そこで、「ひょっとすると沖目の方がもっとフレッシュなバスが居るのかもしれない」と考えるようになりました。

今期から使用しているZPI”の偏光レンズ、AirEpic(エア―エピック)で沖の波の立ち方に変化があるところや、風の当たっていない僅かなスポットを探し、そこへ急行しライブスコープを360度ぐるっと回します。

すると、そこでワカサギの当歳魚の群れに着くバスを見つけ、それが何かの拍子に上に上がって来てボイルする寸前にジグヘッドを投入し、ミドストをします。

すると・・・下に引き込まれるようなバイト。プラと全く同じ。さらに言うと11月~3月に毎年やってる池原の釣りと全く同じです。

この釣りで、誰も居ないほぼド真ん中で2本追加して11時前には5kg半を越えていました。2kgのバネ秤を持っていたのですが、どういう訳かどれも振り切ってしまい(自分の認識では6kgくらいあると思っていたということになりますね)、それ以上の入れ替えが出来ない状況に。ただ、あとの2本は見た目的にも「絶対入れ替え出来なさそう」な感じのサイズだったので、これらはフィッシュプロテクトバッグに。そのプロテクトバッグでさえギリギリ入るサイズでしたが。最初の1本だけはフリーにしてました。

が、それがその後に起こる悲劇になるとは…

まさかの…

さすがにこのサイズが3本も入るとライブウェルの中が窮屈な状況になる訳でして、、、

パワフルなエアーポンプとMEIHOさんのO2パワーは投入してはあるものの、エラすら自由に開く余裕の無さでして…一応ネットはライブウェルの上面に張ってあるのですが、何度か”生存確認”をします。

11:40。何度目かのライブウェル確認でそれは起こりました。

バシャバシャッ・・・ドボッ!

はい、ロケットです。まさかの1本目のヤツがロケット。非常にスムーズにまるで水面の位置を知っていたかのような綺麗なロケット。。。まるで上面ネットの僅かに外れた個所を狙ったかのようなロケット。。。19年のトーナメント人生で初のロケット。

いや、これを悲劇と言わずして何と言うべきか?!レ・ミゼラブル!(なんじゃ、そりゃ?)

ま、ロケットするくらいこの二つのアイテムによってライブウェルの水の環境は快適だったということですよ。などとプラスにとらえている場合ではありません。

そこで何を考えたのか?

深呼吸しながら、どういう訳か頭の中に浮かんだのは小森嗣彦プロ。

「あぁ、このまんまで勝てなかったらきっと死ぬまで”ロケットマン”だとか言われるんだろうなぁ」と。

選択肢は二つ。

・このまんま折れてヘタレな時間を過ごして2本を生かして帰る。多分、それでも5位くらいにはなれる。

・もう1本釣ってリミットを揃える。それで勝ったらカッコええな。

「ヘタレ悪魔」vs「奇跡のストーリー」。。。ただ、冷静に考えてみるとそこそこ”勝負できる釣り”を持っているにも関わらず、みすみす勝ちを逃すのもどうかと。時間的にもあと1時間ちょっとはある。1時間は60分だし、3600秒もある。

それに試合前から「空中戦はミス(バラシ、ラインブレイクなど)も織り込み済み」のプランだったではないか。

再びリミットメイク

すぐに頭の中の”ヘタレ悪魔”は消え去り、「もう1本釣ったるわ!」と気合を入れて、再びバス探しを始めます。冷静に考えるとペース的には1時間に1本釣っていたので時間的には可能です。沖を今までよりもかなり速い速度で広い範囲を周ります。それにとにかく1回でもチャンスがあればモノにする根拠のない自信はありました。

バスとワカサギを追いながら気が付くといつの間にか船団近くに居ました。

すると、目の前で人目も憚らずボイルが起き、すかさずわずかに外れた場所にジグヘッドを投入。ラインが水中に引き込まれます。

12:20。ついに再びリミットメイク!

それもロケットフィッシュよりちょっと長い。

残りの気力を使い果たし、さすがにこれ以上の入れ替えも機材的に無理ということで、そこから帰着に向かいます。

僅差の勝利

12:30に帰着申告をし、本部確認のもと、早目の検量をしてもらいます。

3本5,805g。最大で2,050gだったので、ほぼ同じようなウェイトのバスだったようです。やっぱり古いバネ秤はダメだなぁ(笑)

選手が続々と帰ってきますが、その中に一人、自分と同じような”空中戦”を得意とする選手が。入鹿池と同じワカサギレイクの津風呂湖をホームとする吉川永遠選手。

戦前から、彼とは同じような勝負になるのは間違いないとは思ってはいたものの、9:00前にはお互い見える範囲には居ない状況になったので、どうなっているかは判りませんでした。

終わってみれば僅か135g差の勝利。5kg代後半の勝負を何とか制してプロ生活17年目でようやく優勝となりました。

かねてから小森プロには「どうやったら勝てるの?」と聞いてきましたが、彼の答えは決まって「そんなもん勝ったら分かる!」。まるで禅問答のようです。

が、今回何となく分かった感じがします。野村克也監督は「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負け無し」と言いますが、それ以上に勝ちによって得た物が大きいです。

それに加え、2位になった吉川選手の悔しさも痛いほど解ります。彼はきっと次戦以降に気合が入る事でしょう。自分も次戦がさらに大事(別に年間狙ってるという訳ではありません)になりましたので、次戦以降も変わらずしっかり練習します。

戦略とタックル

土台作り

私の場合、この土台作りには非常に時間を掛けます。釣りはあくまでもこの土台に乗っかる作業なので、あまり気にしていません。では、その「土台」って何なのか?ですが、例えば、「湖の成り立ち」や「水の使用目的」、「フィールドの生態系」と言ったものを調べあげる作業です。

その中には、当然リーフマスターで行う作業も含まれます。HDSで記録したデータをPC上で何度も見直し(Sonar Viewerで再生します)、そのついでに副産物的に湖底地図が出来上がっていきます。最近は本体で湖底地図を自動生成する機能が多いですが、肝心の真ん中の大事な部分をすっ飛ばして、結果だけを見ているように思えます。

その他にもいろんな要素がありますが、それらで土台を固めるのに一番時間を投資します。なので、5月から始めた入鹿池のプラではもっともこの作業に時間を使ったと言っていいでしょう。もちろん、自分の場合は他のフィールドでも全く同じ作業をします。TOP50時代と全く同じことをやっています。

その上で今回は「中層の釣り」を選択した訳で、それらが土台の上に乗っかる形で決まっていきます。

タックル

ジグヘッド(ミドスト)

ロッド:Abu Fantasista STUDIOUS FSNS-60XULS MGS

リール:Abu Revo MGX 2000S(ZPI” MRハンドルチューン)

ライン:Berkley VANISH Revolusion 2.5lbs

ジグヘッド:0.9~1.8g

ワーム:リアル系ワームいろいろ

同じタックルを2セット組みました。普段池原の低水温期にやっているミドストと同じものです。世間一般的に認知されているミドストタックルとはかなり違うセッティングですが、これが重要なのです。その辺は非常に長くなるので、またの機会に書きますが、リールは少なくともノーマルギヤが必要です。

ジグヘッドの重さによってミドストをする水深を変えます。もちろん、沈下速度もラインの太さごとに事前にすべて調べた上で釣りをします。

バニッシュ・レボリューションですが、このセッティングで2kg近いバスをノーミスで取り込むことが出来ました。それくらい安心できるラインだという事です。

このすべてのセッティングが決まって精度の高いミドストが出来るんです。七色と池原でみっちり10年以上掛けて成熟したこの釣りは自分の中でも唯一他の人にも勝てる釣りだと思っています。

i字引き

ロッド:Abu Hornet Stinger Plus HSPS-6111UL+ MGS “iPM-SP”

リール:Abu Revo MGXtreme 2000S

ライン:Berkley VANISH Revolution 2.5lbs

リグ:ネイルリグ(1/96oz、1/64oz)

これはロールするミドストを嫌ったり、バスのレンジがかなり浅い時に使用します。iPM-SPはこういう時用に自分が作ったロッドですが、このような軽量リグでも遠投できるように6ft11inという長さがあります。そして、掛けた後もバスに主導権を握らせないためにulよりは強いul+にしてあります。長さを最大限に生かすためにエンドグリップは短くし、振出長を長く取ってあるのが特徴です。

このi字引の最大のキモは、「全くアクションを付けない」ことであり、ちょうど管釣りの構えのような感じでラインを見ながらアタリを取ります。

ちなみにこのタックルですが、バスが見えるレンジに居る場合は、ピクピクに変えて使います。また、オーバーハングの近いフィールドでは「虫」に使います。「i字引き」「ピクピク」「虫」の頭文字を取って”iPM“と名付けています。

ポッパー

ロッド:Abu Fantasista STUDIOUS FSS-60MLS

リール:Abu Revo STUDIOUS

ライン:Berkley MicroPE 0.6号+Berkley VANISH Revolution 5lbs

ポッパー:Berkley DEX PP66、メガバス ベビーPOP-X

こちらは、ティーザーベイト的な使用でした。準優勝の吉川プロはこちらがメインだったようですが、自分にはどうしてもポッパーで食わせるまで呼び込めなかったので、あくまでもバスに上を向いてもらうことが目的として使用しました。DEXポッパーの方が大きく、アピールは絶大でしたが、ワカサギの当歳魚とサイズがマッチングしておらず最後はどうしても…という感じでそういう時にはベビーを使うという使い分け。あくまでも、ボイルを誘発するための補佐的な使い方となりました。ワカサギレイクでポッパーは必須です。

その他のタックル

ライブスコープ

ローランスマンの私がライブスコープ?と思いの方も多いでしょう。しかし、公式ページのJBNBC Newsに掲載されている以上、もっともこの試合注目されたアイテムの一つなので、書かない訳にも行きませんね(笑)

メーカー関係なく、勝負に必要なアイテムは使います。それにより5月から試験的に導入しております。そして、トレーニングの上でほぼ使いこなしてると言ってもいいでしょう。ただし、それらはすべて上記の「土台」の上に成り立ってるものなので、今回の試合ではあくまでも補助的要素だったように感じます。

現在、導入している人も多いかと思いますが、「買えばすぐ釣れる」というものではありません。実際、現場で感じるのはハミンバード社がサイドイメージを世に送り出した時と同じ状況が起こっていると思います。この手の革新的な電子デバイスは資金さえあれば簡単に手に入りますが、結局のところ「使いこなしている人」と「そうでない人」に差が出ます。サイドイメージやストラクチャースキャンなどが一般的になり、ではみんなの釣果が上がったか?というとどうでしょう?電子デバイスが高度化すればするほど、使う側の理解度も上げて行かなければならないという事です。やはりどんな道具でも「それなりのトレーニング」は必要になってくるという事です。

MEIHO バケットマウス

バケットマウスBM-9000です。

え?何で?とお思いの方も多いでしょう(笑)

試合に出ていた選手は見ていたのでご存知かもしれませんが、試合時間中、ほとんど私は座っていました。「足腰弱いから座ってるんやろ」と思った方が居るかもしれませんが、それには非常に大きな理由がありました。

上記ライブスコープは非常に表示される範囲が狭く、エレキの操作(振動子も向き)がシビアでした。そのため、ツアーのワイヤーの張りを調整して細かく操作できるようにしたうえで、エレキの向きが変わらないようにフットペダルを両足で操作していたんです。その操作はミリ単位でした。何せ、横方向の表示範囲が20°しかないので、僅かに外れると見えなくなってしまうんです。ある程度しっかり固定しておけばバスやベイトの動きもリアルタイムで追いながら見ることが出来ます。

オマケに、このバケットマウスときたら、収納力に優れているのでほとんどのタックル類をこの中に放り込んでおけます。今回の縁の下の力持ちと言ったところでしょう。上のクッションは長時間座っていても快適でした。ちなみに、マジックテープで貼り付けてあります。

ZPI Air Epic

Air Epic。いくらライブスコープを使っていても、広い水面をむやみやたら見れば非効率的です。そこで、今回の試合は「特定の水面状況」だけを探して、そこへ急行してライブスコープを掛けるということで効率化していきました。その辺も上記の「土台作り」の作業の中で見えてきた要素を使っています。

そのため、これで常に水面を見て、波頭の違う場所などを探しまくりました。つまりはコイツが最初の立役者と言えます。

この偏光グラスの特徴はまたの機会に記述しますが、掛けていても軽くて全く疲れが出ないのがイイですね。

リチビー

最近は導入している選手も多くなりましたが、やはりこのアイテムは釣りを非常に楽にさせてくれます。まず、準備と片付けが楽。これは釣りを始める前の時点で非常に大きなアドバンテージです。私が使用しているのは24V・60Aをエレキ(ツアー82)で、12V・20Aを今戦ではローランスHDS7 Gen3(GPSプロッターとして使用)+Point-1(方位センサとして使用)+Ikki-QZ(GPSレシーバーとして使用)で使いました。ライブスコープとライブウェルポンプはボイジャー24MF。

24V・60Aは七色ダムの実験では70%~100%の出力でおよそ19.5km走行可能です。入鹿池は満水時およそ周囲16kmですが、出力を抑えて走るので、2周は楽勝です。

また、12V・20Aは上記のセッティングでは丸1日は楽勝で持ちます。プリプラ時の実験ではライブスコープでは7時間半~8時間弱持ちました。が、何度もカットオフまで使用すると寿命を縮める原因になりますので、HDSで使用しました。

いずれのバッテリーも釣りを終わってからおよそ1時間程度の充電で充電完了しました。翌日の電源環境を心配しなくても良いというのは心理的負担も少なくて済みますね。非常に信用しているバッテリーです。

まとめ

私自身「器用な釣り人」ではないため、プロ戦での初優勝まで17年も掛かってしまいました。が、これで少し小森プロとの”禅問答”の答えも分かったような気がします。やはり釣りで一番大事なのは「土台」であり「基本」だと思います。「釣りの技術」も当然大事ですが、それ以上に大事なのはこの土台の部分。とても地味な作業に時間とお金と労力が掛かりますが、そこはイニシャルDでイツキが言っている通り「時間とガソリンを…」というのと同じです。それくらい「土台作り」は地味な作業ですし、「釣れない時間」を多く過ごす必要があります。

しかしながら、それに耐えれるのは「釣りを心の底から好き」ということと、勝利を目指す「情熱」が炭火のように力強くあるからです。目を見張る成績をあまり出せていないながらも長い間サポートしていただいているスポンサーメーカー様はその辺をご理解いただいているからだと思いますが、本当に感謝しております。

それと同時にこの「土台」「基本」が大事と教えてくれた小森プロ、池原で冬の間に修行をさせてくれているホワイトリバーのおっちゃんには感謝の念が堪えません。

次戦以降はマークが多少キツくなるとは思いますが、それも想定内ですので今まで通り地味な作業を続けていきたいと思っています。

皆さんも、このポテンシャルが高い入鹿池にぜひ通ってみてください。そして、たまには腕試しに池原にもどうぞ。

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