JB入鹿池第1戦

こんにちは!

6月2日にJB入鹿池に参戦してきました!

ローカルJBシリーズに登録するのは、一体何年振りなんでしょう。10年以上振りだと思いますが、入鹿池というフィールドはほっとんど経験が無いので、逆に楽しみで仕方がありませんでした。

JBは3つのプロカテゴリで構成されていて、TOP50シリーズを頭に、マスターズ、ローカルJBと3段階あります。ローカルJBは全国トレイルではなく、フィールド固定のシリーズ(JB2四国とJB九州は何か所かトレイルですが)となっていて、そのフィールドのスペシャリストを決める感じです。

僕も初めてのJBプロ登録は2003年のJBウエスタン三瀬谷シリーズでした。その後、三瀬谷シリーズは無くなり、JB河口湖Aに登録した覚えがあります。そこから、マスターズへ昇格してTOP50へ行った訳です。言わば、登竜門的なシリーズですね。しかし、何せほとんど初めてのフィールドなので、5月8日からみっちりプラに入りました。

ガマンのプリプラ

初めてプリプラに入った日、どうやら写真のように通常のこの時期の入鹿池よりかなり減水しているようでして、見たまんま「丸っこくてツンツルテンの湖(池ですが)」って感じ。

まずは徹底的に魚探掛けをし、記録したデータをリーフマスターで見直して、メモを取って行く。そんな地味な作業の繰り返しです。特に、この手のショアラインのカバーがプアなフィールドはちょっとした地形変化などが明暗を分けます。

しかし、見れば見るほど、”何も無いっ!”ってのが分かって来るだけ。しかも、「池」と称する割には湖全体が硬い。ハードボトムだらけ。逆にソフトボトムが深いところ以外特に無い。

ショアラインを眺めると、スポーニングベッドが散見され、時期的にはスポーニング真っ盛りな感じ。

ある程度魚探掛けが終わり、フィールドが小さく感じるようになってきた5月18日あたりから本格的に釣りをしてみるも、全く反応無し。最初からもちょっとは竿出してはいたんですけど、狙いはあくまでも産卵を終えた「ポスト」。しかし、本当に反応が無く、全くフィールドのクセがつかめないツライ3週間を過ごしました。「今年、ホントにダメなんじゃないか?」と折れかけ…いや、折れてたかな(笑)

少し光明が見えてきたのは前週プラ。

苦手なポストスポーン

実は、僕はポストが一番苦手。。。あったかく(暑く)なってきたにもかかわらず、スローな展開が昔から今一つ馴染めないんですよ。苦手なだけに練習はするんですけど、この時期はどんどん季節が進んで行ってしまうので、経験値がなかなか貯まりません。いつだったか、TOP50の旧吉野川戦で5位になった時もポストだったのですが、幸い旧吉野川にはカバーがあって釣り方に気付くことが出来ました。

ほな、池原はどないしてるの?って感じなんですが、池原も立木があったりスタンプがあったりでそれなりに浅い”モノ”があります。もしくは、晴れていればちょっと深い3~6mくらいでネコリグやダウンショットを1点シェイクのような感じでやってると釣れます。もしくはジョイクロや180(懐かしっ)、最近で言えばタイニークラッシュでしょうか、その辺をショアに近いところでゆっくり引いてやると出てきたりします。あとは、ピクピクでしょうかね。

が、こと入鹿池に関しては、何も掴めなかったんですよ。居ないのか釣り方が合ってないのかすら分からない状態。いろいろ試しますが、全く答えが返って来ず、7連続ゼロ。半分腐りかけながらも、小森嗣彦プロのちょっとした一言で光明が見え始めたのが前週の26日。

メイプルデプサーのダウンショットで釣れたこの僅か(?)550gのバスが大きなヒントになり、

そこから広く探れるライトキャロにシフトして、1kg~1600gを3本。光が一気に差してきた感じ。

これでポストの”引き出し”が少し増えた気がしましたね。

意外なiPM-SPの出しどころ

低水温期に池原のi字引きで活躍したHornet Stinger Plus HSPS-6111UL+ ”iPM-SP”ですが、この時期にはやはり二文字目の”P”の「ピクピク」、三文字目も”M”の「虫」のために用意していました。ところが、プリプラ期間中にピクピクに一度出てきただけでその後は「無」に。。。

この全週プラで2本目を釣った時は1.8gの軽量ライトキャロだったのですが、もう少し飛距離が欲しい。ということで、何となく使ってみた所、予想通り結構ピッタリ。1.8gのライトキャロが非常に飛ばしやすく、そして飛んでいく。。。ネコリグやダウンショットなど、ティップを下げてアクションするような釣りは「バッサリ切り捨てた」このロッドですが、アクションしなくて飛距離を必要とするのなら結構イケる感じ。オカッパリの皆さん、ぜひライトキャロでも使ってみてください。ちなみに、リールはスーペリアの2500SH、ラインはバニッシュ・レボリューション3ポンド(リーダーも同じ)、リーダーは1mくらいでした。

トータルでもかなりコスパ高いセットですね(汗;

前日プラは池を一周

ぐるっと回ってショアラインのチェックをしただけ。

僅かな木陰(オーバーハングとは言い難く、かなり上の木の陰が僅かに水面に届いている程度)でボケ~っとしてるバスに”かの有名な”(?)サイコロラバーのネイルリグをiPM-SPで距離を取ってお見舞いして、2本釣れました。基本、見えるバスのチェックだけして、本番に備えました。

本番はほとんど初体験のローライト

プリプラ期間中に1回あっただけのローライトコンディション。朝は「晴れて来るかな?」と一瞬感じた時もありましたが。。。

フライトは23番目。結構絶望的な順番ですが、これだけは仕方がありませんね。

ところが、スタート地点からほぼ近い場所に一つ行けそうな場所がぽっかり空いている…とりあえず行ってみるかと見に行くと、あぁバスが居るではないですか。

しかし、今一つ反応がよろしく無く、仕方なしに「コレでも入れてみるか」ってキャストしてみたのがコレ。

すると、いきなりドカン。幸先よくキロオーバーをゲット。

これはちょっと嬉しい誤算。

ロッド:Fantasista FC-72X-HD

リール:Revo LV7

ライン:VANISH Revolution 14lbs

だいたいジョイクロ178くらいまではこのタックルセットでやってます。カイテンの大きい方くらいまで出来る結構便利なセッティングです。何となく気になってボートに搭載しておいて良かった(汗;

これで気分が楽になって、メインパターンのポスト狙いに行きます。

場所もある程度決めてあって、東側の各ワンド出口の張り出しの3~5m、もしくはハンプの周辺。そこをライトキャロで徹底的にズルっ引きます。

が・・・これが全く機能しないんだな。時間的にも4時間以上あったのに、恐ろしく反応が無い。これが釣りなんだよなと痛感しました。もちろん、途中から巻きキャロにしてみたり、ネタを少し変えてみたりとやれることはやりました。

リザルトとして

ウェイインに行くと結構な行列。。。入鹿池ポテンシャル高し!

予想していたより僅かに釣れている感じ。

計ってみると、意外にウェイトがあって1820g。長さは…不明です。しかし、入鹿池さすがにワカサギレイクだけあってコンディションが非常にイイ。

あの1本に救われて何とか5位に引っかかりました。優勝の新田プロは、入鹿池のロコの方なんですが、試合中にすれ違った時にはすでに優勝ウェイトをお持ちだったようです。僕のやりたかった釣りで釣って来られたので、完敗です!

あれ?…これってとりあえずはバスプロ選手権(10月)の権利獲れたんじゃない?!

まとめ

メインに考えていたパターンで釣って来れなかったのは悔しいのですが、今回は「試合運びに悔いを残さない」をテーマにしており、やりたいと感じたことはほとんどやれたので全然悔いはありません。

また、今年はマスターズも2戦外して、不調の波に溺れていましたが、気分的にも晴れました。結局は自分の不調を治すことが出来るのは自分しか居ないってことです(羽生善治さんの本に書いてある通りでした)

これで波に乗って、マスターズ第3戦(霞ヶ浦)も頑張る事が出来ますので今晩より、霞ヶ浦に移動します。

6/7~9 霞ヶ浦プリプラ

6/13~16 霞ヶ浦(マスターズ第2戦)

6/22~23 三瀬谷ダム(チャプター三瀬谷)

このような感じで6月はかなりタイトですが、楽しんで行こうと思います。

あぁ~、池原行きたい…(笑)

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