こんばんは。
霞水系戦で開催されたTOP50最終戦のレポートです。
とは言っても、皆さまご存じの通り最終戦は51位の5点野郎!
そんな訳で、一体何をしたのか?じっくりご覧ください。
プリプラクティス
9月29日~10月4日までおよそ6日間のプリプラクティスを行いました。
が、この時はまだ夏が色濃く残っており、水温も24~26℃と全然高め。
プリプラクティスは霞本湖や、河川を中心に行いましたが、はっきり言って何しても釣れるという感じでした。もちろん、エリアが広いのでいろんなタイプのバスが居るのがこの水系の特徴。なので特段”絞る”というよりは、なんとなく体を慣らすという感覚でしたね。まだ、この時は400gクラスのキーパーから1kg超えの物まで触れることが出来たのですが、本番で見失うことになろうとは思ってなかったなぁ。。。
公式プラクティス
TOP50戦は公式プラクティスが本番直前に2日間あります。
よって、10月19・20日が公式プラになった訳ですが、季節の進行は早いもので、霞ヶ浦に来てみたらすっかり”秋”っぽくなってました。
プリプラクティスではいじって無かった(手が回らなった?)北浦本湖を中心にやっていきますが、正直言って減水に「マズイ」という感触。
勝負できるバスが釣れねー!
しかも、コレと言って法則性も無い。
DEX(VB60R)でブレイクをトレースしてもコレ。
やはり、水温が4~5℃下がっているのと水位も下がっていたのがバスを散らせる要因だったようです。
後から考えると、このバスで気付くべきだったかなと。このバス、風下の石積みのカド(ショアラインと石積みの付け根のカドで、風がモロに直撃するところ)で釣れたんですけど、ほぼ巻き始め。ネタはDEX SC63Fですが、胃の内容物は”小さいエビ”。つまりは、本来”点の釣り”で釣れるバスが巻いて釣れた訳です。逆の言い方をすれば、”撃つ釣りにした方がいいんじゃね?”ということ。この時は薄々感じてはいたのですが…
初日
まぁまぁ風もあって、少し冷え込みました。
そんなこともあって、下流に下り、ひたすら水深のある(1~1.5m)ほどのの”物”をタイトにタイトに巻いていきます。釣れなかったら移動を繰り返し、護岸沿いでも水深があるところさえあれば巻いていきました。
実は、私のクセなのかもしれませんが、シェードを意識して南側や南西にあるショアラインをやることが多いのですが、この日は北東の風によりどこへ行っても風面になってしまい、非常に苦戦しました。
巻きに撃つ釣りも少し混ぜながら14:30までノーバイト。。。正直、地獄を味わいました。
14:30にやっと葦際で来た待望のバイトはスーパーキッカークラスにもかかわらず、船べりのジャンプでフックが外れてしまいました。フッキングが0距離だったので、仕方ない部分もありますが、それでも何とか「ノーフィッシュだけは回避」と気を取り直してスロープ前で1本キーパー釣って終了。
当然と言えば、当然の5ポイント。「釣って来た中で最下位」はマスターズ野尻湖戦に続いて2戦連続。笑っているのは、シャッター連射されたからです。
このような苦しいスタートとなった反省から、二日目は違う釣りを展開することになります。
二日目
風も初日よりは弱めで、良さげなリーズ際をDEX SC55Fで巻いていくといきなりバイト。ほどなくして650gほどのをキャッチ。
その後何もなくなり、撃つ釣りに変更して、これまたリーズ際で700gをキャッチ。
しかし、ここから5時間半ノーバイトが続き”見せ場”も無く終了。
二日目は単日39位?だったかな。
予選結果は51位で自分自身今年初の5点になってしまいました。。。
タックル
デッキ上にはベイト9本、スピニング3本と合計12本ものタックルが並んでいましたが、何も見えてない時ほどタックルが増えるものです。
その中でも主に使ったのは下記の3つ。
巻物
ロッド:Abu Fantasista FC-65ML MGS
リール:Abu Revo POWAER CLANK6(ZPI” NRC923M)
ライン:Berkley VANISH Revolution 10lbs
ルアー:Berkley DEX VB60R/SC63F/SC55F/CR55SR
今回、公式プラから新たに導入したスタンダードファンタジスタの65ML。二日目の1本目はこのタックルで釣りましたが、まさにリアフック1本だったので、これより強かったらと思うと少しゾッとします。それまでは66Mで主に巻いていましたが、バスのコンディションが良いときはそれでもいいのかもしれませんが、水温低下傾向の時は少し弱めてやるのも手です。
公式プラでも釣りましたが、この”弱さ”が当てはまる季節やバスのコンディションもあるということでしょう。何でも強いのがイイという訳ではないということですね。タックルもバスのコンディションに合わせましょうということです。
撃ち物
ロッド:Abu Fantasista REGISTA FCR-610M MGS
リール:Abu Revo Rocket9-L(ZPI” NRC923M)
ライン:Berkley VANISH Revolution 10lbs
ルアー:ノーシンカー 4.5インチ
こちらはいつもの季節に霞水系で多用するタックルです。フツーにノーシンカーを葦際や杭に入れていきます。610Mで適度に長さがあるのは、ブッシュなどの奥の奥までピッチングのスキッピングで入れていくことがあるためです。そして、長いフッキングストロークでガッツリとフックを貫通させるという意味があります。
このタックルバランスは自分の中では完成されたパッケージだと思っています。
ライトリグ
ロッド:Abu Fantasista STUDIOUS FSNS-60ULS2 MGS
リール:Abu Revo Rocket
ライン:Berkley VANISH Revolution 3.5lbs
シンカー:2.7g・3.5g
ワーム:シャッドテール3インチ
こちらも、霞水系で多用するダウンショットです。撃つもよし、スイミングもよしですが、リールにRocket(来年発売。ギヤ比が7:1のスーパーハイギヤ)を使っているのは、何かの障害物から早めにバスを引きはがすためです。なので、カバーにタイトに攻め込むことが出来ます。ちなみに、初日のキーパーさんはこれで釣りました。
まとめ
今年最後の試合にもかかわらず、スッキリしない終わり方をしたなと。今年は最低でも5点はやらないと決めていただけに、非常に悔しいです。
が、逆に言えば5点になるべくしてなってしまったというのも自分ではよく理解しています。
正直言えば、今でも「では何をすればよかったのだろう?」というモヤモヤ感もあります。いずれにしても、この季節の霞水系は経験不足だということでしょう。
年間順位は35位で終えましたが、最終戦を前に20位以内を目指していただけにこちらも杭が残ります。もっといろいろと経験せねば。反省点の非常に多い最終戦でした。
応援してくださった皆様、ありがとうございました。
さて、今週末は利根川にてバサーオールスタークラッシックが開催されます。私は同時に河口湖で開催されるバスプロ選手権に出場するので、バサクラブースに行くことは出来ませんが、ピュアフィッシングブース、ZPI”ブースへゼヒ行ってみてください!
私も河口湖で今年最後のプロ戦を死ぬ気で戦ってきます。