年末年始はガイドラッシュ!

遅ればせながら皆様、明けましておめでとうございます!

今年もトーナメントにガイドに頑張りますので、よろしくお願いいたします!

地味ながらもブログを続けてかれこれ19年です。今年は「ちょっとオモロイ方へ振ってもエエかな?」とは思いもしましたが、オモシロ系は他の人もやっているので、やはり今後も地道に理系らしくクソ真面目にマニアックな路線を突き進もうと思います(笑)

コアな方は今後ともご愛読をお願いいたします(汗;

今年の出場カテゴリとチャプター三瀬谷

プロ戦は今年もJBマスターズシリーズに出場します。こちらのカテゴリは第3戦が例年よりも早めに設定されて、6月~9月にかなり長いインターバルがあります。

ということで、今年はマスターズに加えてJB入鹿池シリーズにも出場してみることにしました。入鹿池は国土交通省の定義する「池」で全国で一番広い池なのですが、いわゆる「地形勝負」になるので、非常に楽しみです。もちろんいきなりですが年間狙います!

一方、アマチュア戦の方ですが、すでに今月27日より早くもNBCチャプター池原第1戦が開催されます。スケジュールの都合上、どうしてもチャプター池原はスポット参戦になってしまいますが、初戦は出場の予定です。

また、今期よりチャプター三瀬谷(奥伊勢湖宮川から改名しました)の会長になりましたので、こちらは全戦参戦できればしたいと思っております(陸上のお留守番役が居なければ、私がお留守番になります。。。)

チャプター三瀬谷についてはまた後日詳しく記載し、ローカルルールなどは別カテゴリに固定ページとして用意します。とりあえずのところ、チャプター三瀬谷のブログを用意しましたので、新しいお知らせなどはそちらへ掲載していきます。

また、文字によるブログと同時に動画も増やして行きます。

年末年始はガイドでした

12月30日のガイド

今年の年末二日間の池原は天気が荒れました…通常、どちらかと言うと正月の方が荒れるんですけど。。。

この日のゲストは年末の常連、平尾さん。既にご自身でチャプターに出場して、ご自分で魚を持って帰って来れるのですが、毎年年末に遊びに来てくれます。

この日のテーマは「魚(バス)を探す」でした。というのも、上記の様に1月の池原戦に出場されるので、それの参考になる釣りをという事です。また、戦略上、可能な限りシャロー勝負でとのことでしたので、強風の中、何とか風裏になるスポットを周ってついにバイトを得るも残念ながらバラシで午前中は終了。ちなみに、、、何年か前の冬にも同じところでバラシてます…まるでVTRを見るような感じ。。。

強風は強風でも池原の場合、北~北西の強風だと風裏が少なくてかなり苦戦します。その他の風の場合は違う筋に行けば避けれたりするのですが、この日はどうも風を避けれるスポットが少なく、午後はシャロー戦略をバッサリ切り捨ててディープでバスに触る事を目指しました。

その結果、ようやく47cmがダウンショットで釣れてバスをキャッチすることに成功!

やはり、「捨てるべき戦略はスパッと捨てる」事が大事だったりします。自然相手に無理強いしても人間が叶う訳ありませんし。本来の戦略とは正反対の釣り方ではありますが、「ボウズにならない」ことが大事です。戦略の切り替え時は見てもらえたかなと。

という訳で、何とか”釣り納め”成立です。

平尾さん、ありがとうございました!

12月31日のガイド

水面標高297m台で毎日10cmずつ減水していく池原。

大晦日の水面標高は297.4m。朝は穏やかな感じでした。

この日のゲストは、これまた毎年夏と冬に東京から遊びに来てくれる松本様親子。お父さんは何と現役GTフィッシャーマンだったりします(汗;

ムスコ君は初めて三瀬谷でガイドした時は確か、小学校4年生の時でしたっけ?かれこれ3年になるんですねぇ。今じゃすっかりキャストもサマになっています。

出船後、穏やかな朝に油断していたわけではありませんが、シャローのバスが全く反応してくれません。やはり、前日の強風が長時間続いた影響でしょうか、ちょっとバスもワカサギも沈んでしまったようです。

そうこうしているうちに風が前日以上に強くなり…午前中は何とノーバイト!

そこで、午後は前日同様にシャロー戦略を諦め、爆風の中でディープ3ヶ所からバスを搾る事にしました。とは言え、前日以上の爆風でボートのステイすらままならない中、延々と集中してディープを攻めてもらいます。お父さんは初代STUDIOUS FSS-67LSによるライトキャロ、ムスコ君はSTUDIOUS FNS-60ULSⅢによるダウンショット。

そのまま時間が過ぎ…何と16時までノーバイト…しかしながら、最後まで集中すると決め、白川筋で粘り、お父さんのライトキャロが遂にバスをもたらします!

ワカサギを食っているグッドコンディションのバス。いや、この状況の中では嬉しい1本です!後ろの波を見てもらえば分かるとは思いますが、結構な強風です。フッキング~キャッチまでのやり取りはさすがGTで鍛えられているだけあって全てが安心して見ていられます。

ここで、ムスコ君のロッドを60ULSⅢからSTUDIOUS FNS-60XULSⅡに変更。「ひょっとしてボトムを引く速度を落とした方が良いのか?」と考えての変更でしたが、これが功を奏して、

ムスコ君連発です!

実は、強風下というのはノーバイトでも案外「感知していないバイト」があったりするものなんです。ロッドが強いためにバスがバイトしても離してしまうこともあり、それを何とかモノにするためにパワーを下げました。やはり、このロッドは極限状態では最強ですねぇ

この後、お父さんももう1本追加で、大ピンチからの4連打で無事ミッションコンプリートとなりました。

爆風の中、大変だったとは思いますが、お二人ともありがとうございました。

冬はその日その時の”見立て”が大切

その”見立て”とは何か?なんですが、季節は12月ということもあって、間違いなく「冬」です。

が、おなじ冬でも”「ザ・冬!」というような”冬日”もあれば、「あれ、今日は春っぽいな?」という”冬じゃない日”もあります。所謂「小春日和」というのがありますが、これはまさに冬の季節の「冬じゃない日」を表すよくできた言葉ですね。

主に、風の強さによる影響が大きいのですが、それをその日その時で見極めていく事が大切です。寒い日でも風が無い「小春日和」もあります。逆に爆風の日は「冬日」な事が多いです。

恐らく、水中に入る日光が継続しているか、波で水中の光量が低いかで決まるかと思いますが、この見立てによって、シャロー戦略を取るのか捨てるのかを決めて行きます。「釣れればシャローはデカイ」と意味も無く決めて強引に行ってもこの厳しい時期はロクなことがありません。。。

元旦ガイド

ガイドやって8年目?くらいになりますが、元旦にご予約いただいたのは初めてです(笑)

そのおめでたい日のゲストはホワイトリバー常連さんのI様。お初のゲストです。

この日のガイドは、上記の”見立て”をハッキリと実感していただくガイドになりました。

朝はまったくの無風。これは冬日ではないと感じたので、Hornet Stinger Plus HSPS-6111UL+ “iPM-SP”によるピクピクからスタート。何と、真冬に表層ゲームからです。

が、、、1キャスト目からちゃんと出て来ます~。この釣りはバスの姿が見えるので、ドキドキしちゃいますね(笑)

そして、、、2投目…またもや出てきた!そして、、、水面爆発!

見事なワカサギ食いのシャローバスをキャッチ!これは幸先イイ!!

「ビックリアワセ厳禁!」とあらかじめ伝えておいたので、バゴッと派手に水面を割った後、水中にラインが引き込まれてから落ち着いてフッキング。これでイイんですよ。

この後も、ピクピクとi字引きでバスは何本か出てきて、「今日はシャロー日和だな」と思いました。水温10~11℃なんですが、それでもシャローは生きています。バイトに至ったのはこの1本のみではありましたが、充実した午前中だったのではないでしょうか?

ランチを挟んでの午後は少し風が出てきて、今度はディープを体験していただきました。

コチラは白川筋の屋敷跡で、ワカサギの群れに着いているヤツか、石垣に着くゴリを食っているヤツを狙います。ロッドはiPM-SPから前日の教訓を生かしてSTUDIOUS FNS-60XULSⅡに持ち替えてもらいます。

こちらも無事にグッドコンディションをキャッチしていただけました!

その日その時の状況判断と「何を食っているバスを狙うのか」という要素を擦り合わせて釣り方をシフトする方法を体験していただけたかなと。それぞれの釣り方の「技術論」は今後ご自分で釣行されたときにトレーニングなさるとは思いますが、状況判断によって釣りを組み立てる良い例のような日になったのではないかと思います。当ガイドのご利用ありがとうございました!

つづく…

という訳で、今日は文面が長くなってしまったので、明日また続きを書きますね。

長文ですが、今年もどうぞよろしくお願いいたします!

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